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モサドの自爆ドローン、イラン軍「ミサイル基地」を破壊…イランの核科学者と軍幹部も次々と暗殺

荒巻俊 アクセス  

引用:KBSニュース
引用:KBSニュース

今月13日(現地時間)に始まったイスラエルによるイランの核施設への空爆と、イランの核科学者および軍関係者の暗殺は、「世界で最も危険な組織」とも称されるイスラエルの情報機関「モサド」の筋書きに基づいて実行されたことが明らかになった。標的となった人物の動線をリアルタイムで把握し、ドローンなどの攻撃兵器を事前にイラン国内に潜入させるという大胆な手法から、「イランはモサドの遊び場と化している」との評価さえ出ている。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は14日、イスラエル当局者3人の話として、今回の作戦が「ライジング・ライオン(Rising Lion)」と名付けられ、モサドが数年にわたって緻密に準備してきたものであると報じた。イスラエルが建国された翌年の1949年12月に設立されたモサドは、約7,000人の工作員と職員を擁し、米中央情報局(CIA)やイギリスの秘密情報部(MI6)と並ぶ世界最強の情報機関とされている。

モサドは今回の作戦を実行する数か月前から、イランの首都テヘランをはじめとする主要拠点に、ドローンなどの攻撃用兵器を事前に潜伏させていたという。複数段階に分かれた作戦計画のうち、第一段階は「要人暗殺」だった。イスラム革命防衛隊(IRGC)のホセイン・サラミ総司令官、イラン軍参謀総長のモハマド・バゲリ氏を含む軍上層部約20人と、核科学者6人が死亡したが、その多くは自宅の寝室で命を奪われたとされている。ドローンが高層マンション内に侵入して爆発したケースも確認されている。こうした作戦が可能だったのは、モサドがイスラエル軍と共に長年にわたって暗殺対象の行動パターンを把握してきたためだ。

モサドの暗殺作戦は、今後、第二線級の指揮官らにも及ぶ可能性が高いとみられている。すでに彼らには「脅迫メッセージ」が送られているとの報道もある。イスラエルの関係者はワシントン・ポスト(WP)に、「君たちがどこにいるかを知っており、いつでも見つけ出せるという趣旨のメッセージだ」と説明した。

モサドはイランの防空網を無力化するため、特殊部隊をイラン国境の向こう側に潜入させる「トロイの木馬」戦術も展開した。これは、ウクライナ保安庁(SBU)が今月1日にロシアの爆撃機を攻撃する際に用いた「蜘蛛の巣作戦」と類似した手法だという。ワシントン・ポストによれば、モサドの特殊部隊はイラン国内に精密誘導兵器を密かに搬入し、作戦当日にイラン軍の地対空ミサイル発射基地を攻撃するのに使用したという。地対空ミサイルが無力化されれば、戦闘機はイランの領空を自由に飛行することが可能となる。

また、モサドは自爆型ドローンによる攻撃作戦の様子も公開した。映像には、イスラエルのドローンが何の妨害も受けずにイランのミサイル発射台に突入する様子が映っている。通常、秘密裏に活動するモサドが作戦内容を自ら公開するのは極めて異例だと、CNNは報じている。ワシントン研究所の研究員ハリー・ダグレス氏はCNNのインタビューで、「モサドはすでに数年間、イランを遊び場のように扱っている」とコメントした。

一方、国際原子力機関(IAEA)は、イランのウラン濃縮拠点であるナタンツの地上核施設が破壊され、内部で放射性物質および有害化学物質による汚染が確認されたが、外部への放射能漏れはなかったと発表した。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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