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「核爆弾10発分」が消えた!イラン、空爆直前に「60%濃縮ウラン」を極秘移送か 米情報機関も所在を特定できず

梶原圭介 アクセス  

24日(現地時間)、イスラエルとイランが劇的な休戦に至り、衝突が一段落したが、戦争の火種となったイランの高濃縮ウランは、米国の空爆後も行方が不明のままだ。

空爆後、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は国際社会に対し、「標的となった3か所の核施設全てで放射能漏れは発生していない」と報告した。サウジアラビアの原子力規制機関である原子力・放射線規制委員会も「米軍がイランの核施設を標的にした後、アラブ及び湾岸地域で放射能の影響は検出されなかった」と伝えた。

軍事専門家や情報当局者の分析によると、イランは空爆前に周到な計画の下、核兵器級ウランをザグロス山脈の奥深くにある地下要塞と秘密トンネル網に分散させて再び隠匿したと推測されている。

引用:聯合ニュース
引用:ニューシス

ブルームバーグやガーディアンなど海外メディアは、空爆直前に衛星が捉えた「16台のトラック」に注目した。

24日、米衛星情報会社「マクサ・テクノロジー」によると、米国の空爆2日前の20日、イランのフォルドゥ核施設に通じる道路にトラック群が現れ、その後姿を消したという。専門家らは、これらのトラックが核物質である六フッ化ウラン(UF6)ガスを運搬していた輸送隊だったと推測している。60%濃縮ウランは意外にも体積が小さく、イランが保有する核兵器10基分は特殊な金属容器に収めて運搬できるという。

著名な核専門家であるミドルベリー国際大学院のジェフリー・ルイス教授は「空爆直前にトラックが施設から何かを積んで出ていく姿が鮮明に捉えられた」と述べ、「濃縮ウラン貯蔵庫をまるごと移動させた可能性が非常に高い」と分析した。米国が先制攻撃を行う可能性を認識したイランが、攻撃に先立って濃縮ウランを移動させる先手を打ったという見方だ。

ただし、これらのトラックが最終的にどこへ向かったのかは衛星画像だけでは完全に追跡できなかったとメディアは伝えている。米政府もこうした状況を把握しているという。元国連査察官である科学国際安全保障研究所(ISIS)のデービッド・オルブライト所長は24日、CNNのインタビューで「米情報機関もウランの一部がイランに持ち去られ、その一部がどこにあるのか分からないという事実を把握している」と懸念を示した。

引用:聯合ニュース
引用:maxar

専門家らは、イラン最大の核施設であるナタンズ地域の南4kmの山岳地帯に建設された地下核施設を、新たな濃縮ウランの隠匿候補地として有力視している。「ピックアックス・マウンテン(Pickaxe Mountain)」の別名で知られるこの地域には、2023年に初めて存在が明らかになった巨大な地下核施設がある。

ブルームバーグによると、この施設は既存のフォルドゥ(地下80〜90m)施設よりも深い地下約100m(330フィート)付近に位置しているという。今回の空爆で使用された米国最強のバンカーバスター「GBU-57」でさえ、1回の攻撃で破壊できる保証のない深さだ。

イランは1980年代のイラクとの8年間の戦争を通じて地下要塞建設のノウハウを蓄積した。その後、この技術を核プログラムの防護に積極的に活用した。フォルドゥ施設も元々イラン革命防衛隊(IRGC)の地下ミサイル基地を核施設に転用した事例だ。

専門家らは、イランが数十年かけて蜘蛛の巣のように構築した地下トンネルネットワークを利用し、ウランを複数の場所に分散隠匿する「多層防御」戦略を展開したと推測している。エスファハーン核施設近くの地下トンネルや、革命防衛隊が民間施設を装って管理する秘密軍事基地なども、別の隠匿場所として挙げられている。これらの基地では一般のトラックが頻繁に出入りするため、濃縮ウランの行方を予測することが困難だ。

米国のJD・ヴァンス副大統領は24日、フォックス・ニュースに出演し、「ウランがどこにあるかは、もはや重要な問題ではない。我々の目標はイランのウラン濃縮能力を排除することだ」と述べた。しかし、これは事実上、情報収集の失敗を認めたものだとの批判に直面している。

専門家らは、イランが隠匿した60%濃縮ウランを利用して「闇の核開発」に乗り出すことを懸念している。イスラエルの主張通り、60%濃縮ウランはわずかな追加処理を経れば、短期間で核兵器級に相当する90%濃度にまで引き上げることができる。ジェームズ・マーティン不拡散研究センターは「イランが倉庫のような目立たない建物に秘密の濃縮施設を設置する可能性も十分にある」と警告している。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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