
米国株式市場が上昇する中、暗号資産市場もビットコインを除いて全て上昇しており、特にリップルの上昇が際立っている。
1日午前7時現在、暗号資産の価格情報を提供する「コインマーケットキャップ」によると、ビットコインは24時間前比0.32%下落し、10万7,350ドル(約1,544万1,785円)を記録している。
一方、時価総額2位のイーサリアムは2.34%上昇し、2,493ドル(約36万8,606円)で取引されている。
そして、時価総額4位のリップルは4.00%急騰し、2.27ドル(約328円)を記録。この日のリップルは最高2.32ドル(約327円)、最低2.17ドル(約312円)の範囲で推移している。
リップルの上昇幅が最も大きい背景には、同社がリップル・エコシステム内でイーサリアム仮想マシン(EVM)互換のサイドチェーンを導入し、リップルエコシステム内でイーサリアムベースのスマートコントラクトや分散型アプリケーション機能を実現したことがあると見られる。
リップルは発表資料の中で、リップル台帳にEVMサイドチェーンを導入し、開発者がリップルエコシステム内でイーサリアム互換アプリケーションを構築・展開できるようにしたと明らかにした。
こうした好材料を受け、リップルはこの日、約4%の急騰を見せている。
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