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2025年07月05日土曜日
ホームニュース【招待しても誰も来ず】中国「抗日戦勝80年」パレード、韓国・米国とも不参加で孤立か 

【招待しても誰も来ず】中国「抗日戦勝80年」パレード、韓国・米国とも不参加で孤立か 

引用:AP通信
引用:ニューシス

中国が9月3日に予定している「抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年」記念の軍事パレードに、韓国のイ・ジェミョン大統領が不参加となる可能性が高いと、海外メディアが伝えた。

香港メディアの成報は1日の報道で、「現在の韓中関係は、2015年の戦勝70周年当時とは異なり、以前ほど良好ではない」と指摘した。成報は「パク・クネ元大統領は、米国の反対にもかかわらず中国を訪問し、パレードに出席したが、当時は両国が蜜月関係にあった。しかし、現在は蜜月期が終わった状態だ」と分析した。

同メディアは「韓国では政権交代を経て両国関係はやや改善されたが、イ大統領が9月3日に北京を訪れる可能性は低い」とし、さらに「アメリカのドナルド・トランプ大統領も、今回のパレードに出席する可能性は低い」との見方を示した。

成報はトランプ大統領の不参加の可能性について、「第一に、米中関係は2015年当時よりはるかに悪化しており、第二に、軍事パレードが抗日戦争の勝利という歴史的意味合いを持つため、米国としては同盟国である日本の感情に配慮せざるを得ない」と指摘した。

同紙はさらに、「第2次世界大戦当時、米中は同盟関係にあり、米国は『フライング・タイガース』と呼ばれる航空部隊を中国に派遣していた。しかし現在は、米国と日本が同盟を結んでおり、トランプ大統領がいかに特異な行動を取っても、日本の感情を害するような行為をする可能性は低い」と伝えた。

一方、中国では5年または10年ごとの「節目の年」に、大規模な軍事パレードを実施してきた。習近平国家主席は、今年の式典を通じて「米国中心の国際秩序に対抗する」政治的メッセージを発信するものと予想されている。

これについて成報は、「中国の軍事パレードに参加する国の多くは、西側諸国以外の陣営に属している」とし、「これらの国々は中国を支持し、中国軍の軍事力を直接確認するために出席するケースが多い」と分析している。

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