メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

トランプ政権の「夢の法案」OBBBAが議会通過! 減税恒久化・EV優遇廃止・国防拡充で経済と安全保障を大転換

梶原圭介 アクセス  

引用:BBC

ドナルド・トランプ米大統領の国政課題の核心を盛り込んだ「大きくて美しい1つの法案」(One Big Beautiful Bill Act・OBBBA)が3日(現地時間)、米連邦議会を最終通過した。これにより、トランプ大統領の署名を経てOBBBAは直ちに施行される。トランプ大統領は米独立記念日の4日午後5時に ホワイトハウスでOBBBAに署名する予定だ。

この日の米メディア報道によると、下院は本会議を開き、上院で一部修正され可決された後に下院に戻されたOBBBAの採決を行ったという。OBBBAは賛成218票、反対214票で可決された。野党・民主党議員212人が全員反対し、共和党からも2票の離反があった。先月下院を通過したこの法案は1日に上院を通過したが、上院審議過程で一部条項が修正されたため、この日下院で再議決された。下院は上院通過版をそのまま再可決した。

この日下院を最終通過した法案の核心は、トランプ政権1期目の2017年に導入され、今年末に終了予定だった個人所得税率の引き下げや法人税の最高税率引き下げなどの各種減税措置を恒久化することだ。そのため、「減税法案」とも呼ばれてきた。

最終的に議会の壁を越えたOBBBAには、トランプ大統領の選挙公約であるチップと残業代の非課税措置も含まれている。こうした税制関連の内容に加え、トランプ大統領の残りの選挙公約実現のための各種政策を1つの法案にまとめたという意味で、法案名に「1つの」(One)という表現が使われている。

最大の選挙公約である不法移民の阻止・追放のための国境の壁及び収容施設の建設費用、敵国の弾道ミサイルなどからの米本土防衛のための「ゴールデンドーム」構築を含む国防費の拡大などが盛り込まれた。連邦政府負債の上限を5兆ドル(約722兆3,745億円)に引き上げ、新生児に1,000ドル(約14万4,475円)の預金口座を提供する内容も含まれている。

これらの各種費用を相殺するため、メディケイド(低所得者向け医療保険)、フードスタンプ(低所得者向け食費補助)などの福祉予算削減や、クリーンエネルギー税額控除の廃止、電気自動車購入時の税額控除終了など、ジョー・バイデン前政権下で重点的に推進された政策関連予算の削減措置も盛り込まれた。

この法案には韓国企業が注目すべき内容も含まれている。バイデン前大統領在任中に制定された半導体法に基づく米国内の施設・設備投資に対する税額控除の幅が、従来の25%から35%に拡大されたことが代表的だ。これは先月5月に下院を通過した修正前法案の30%よりもさらに高くなっている。

インフレ削減法(IRA)に基づく電気自動車関連の税額控除は廃止される。また、電気自動車の新車購入及びリースに最大7,500ドル(約108万3,791円)、中古電気自動車購入時に最大4,000ドル(約57万8,022円)の税額控除を付与する措置の廃止時期が2032年末から今年9月末に前倒しされた。

引用:AFP通信
引用:BBC
梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「世界最強の兵器だ」プーチン、核推進水中ドローン『ポセイドン』試験成功を自賛…「ICBMよりはるかに強力」
  • “関税戦争”の終わりか、それとも嵐の前の静けさか…トランプと習近平、6年ぶりの対面
  • パウエル議長「12月の追加利下げは既定路線ではない」…市場に冷や水
  • 高市首相、APEC首脳会議出席のため訪韓へ…初の李在明大統領会談を予定
  • トランプ氏「韓国の原子力潜水艦建造を承認…米韓同盟は強固」
  • トランプ氏、プーチンに続き今度は習近平とも“軍事基地で会談”…異例の舞台選択に潜む思惑とは?

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • スズキとBYD、「ジャパンモビリティショー」で軽EV市場に参入…本格的な価格競争が始動か
  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • “関税戦争”の終わりか、それとも嵐の前の静けさか…トランプと習近平、6年ぶりの対面
  • パウエル議長「12月の追加利下げは既定路線ではない」…市場に冷や水

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • スズキとBYD、「ジャパンモビリティショー」で軽EV市場に参入…本格的な価格競争が始動か
  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • “関税戦争”の終わりか、それとも嵐の前の静けさか…トランプと習近平、6年ぶりの対面
  • パウエル議長「12月の追加利下げは既定路線ではない」…市場に冷や水

おすすめニュース

  • 1
    死にかけた捨て犬を救ったのは、SNSがつないだ“古い友情”だった

    フォトニュース 

  • 2
    【野望炸裂】中国の6世代戦闘機「J-36」、排気ノズル&吸気口を大改修!ステルス性能と機動性を両立か

    フォトニュース 

  • 3
    【東アジア緊迫】「この戦闘機だけで韓国は3日で滅ぶ」と挑発した“この国”の挑発飛行

    フォトニュース 

  • 4
    【米露臨界】トランプが会談を中止した瞬間、“核を取り出して見せつけた”この国!

    フォトニュース 

  • 5
    「下品だ」と責められた花嫁…ウェディングドレス巡る非難の末に悲劇

    トレンド 

話題

  • 1
    「なぜ人はあくびをするのか?」眠いからじゃない!最新研究が暴いた“あくび”の意外な正体

    おもしろ 

  • 2
    「契約か信頼か」NewJeansとADORの専属契約訴訟…K-POPの未来を決める分岐点に

    HYBEアイドル 

  • 3
    「私が男だなんて!」外見は完全に女性、しかしお腹の中に“精巣”...32歳で“遺伝的男性”と判明

    トレンド 

  • 4
    【快挙】ルセラフィム『SPAGHETTI』、発売初日オリコン1位&81か国チャートイン!世界が夢中に

    K-POP 

  • 5
    【祝】“家族を持ちたい”夢が現実に…「キャプテン・アメリカ」クリス・エヴァンス、第1子誕生!

    エンタメ