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2025年07月07日月曜日
ホームニュース「ロシア痛恨の一撃」プーチンの信頼厚き“海軍ナンバー2”がウクライナ空爆で戦死…漏洩か傍受か、ロシア軍に広がる不信の波

「ロシア痛恨の一撃」プーチンの信頼厚き“海軍ナンバー2”がウクライナ空爆で戦死…漏洩か傍受か、ロシア軍に広がる不信の波

引用:now news
引用:now news

ロシア軍の中枢に属する海軍副司令官、ミハイル・グドコフ親衛少将が、ウクライナ軍のミサイル攻撃によって戦死したと報じられた。現地時間3日、複数のメディアが一斉に伝えた。

グドコフ少将は前日、クルスク地域の前線司令部でウクライナ軍の精密ミサイル攻撃を受けたとされ、ロシア国防省も「戦闘任務中に戦死した」と発表している。現地報道によれば、最低でも4発のミサイルが司令部を直撃し、同日クルスク前線近くでの別の攻撃でも複数のロシア高官が命を落としたという。

グドコフはロシア海軍の「ナンバー2」に位置づけられ、ウクライナ軍が戦争開始後に排除したロシア軍高官としては最上級クラスにあたる人物。ウクライナ戦争で最も激しい戦闘が行われたキーウやマリウポリに投入された第155海軍歩兵旅団を指揮し、民間人への戦争犯罪を主導したとウクライナ側は非難している。ただしロシア当局はこれを否定している。

今年3月、プーチン大統領はグドコフ率いる部隊を「ロシア最高の精鋭部隊のひとつ」と称賛し、彼を海軍副司令官へと昇進させたばかりだった。

軍事系ブロガーによると、彼は死亡当時、スーミ方面へのロシア海兵隊の進軍全体を指揮していたという。一方で、彼の居場所がウクライナ軍にどう察知されたのかをめぐり、ロシア軍の情報管理体制の脆さに疑問の声が広がっている。

ロシア国内のテレグラムチャンネルの一つは「非公式情報」として、司令部の位置が内部関係者によって漏洩された可能性や、一部兵士が家族や友人に電話した会話がウクライナ側に傍受された可能性があると報じている。

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