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2025年07月11日金曜日
ホームニュース【中国でテスラ失速】中国勢に押され、販売シェアわずか7.6%!米企業の「撤退パターン」再来の懸念

【中国でテスラ失速】中国勢に押され、販売シェアわずか7.6%!米企業の「撤退パターン」再来の懸念

引用:depositphotos

テスラが一時は自社の成長の足場だった中国市場で販売量減少に苦戦しているとの見方が出ている。テスラのイーロン・マスクCEOが米国のドナルド・トランプ大統領と不和を抱える中、四面楚歌の状況に陥っているのではないかとの懸念が高まっている。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は6日(現地時間)、テスラの中国での販売量が急減していると報じた。中国市場での販売はテスラの成長エンジンとなっていたが、今や危機に直面している。

中国は自国の電気自動車メーカーを刺激する目的でテスラの進出を支援してきた。テスラは過去に中国で最も売れる電気自動車の座に就いたこともある。しかし、中国企業が競争力を付けるにつれ、テスラの販売量も減少している。テスラの中国における電気自動車市場シェアは2020年の15%から昨年は10%に縮小し、今年上半期には7.6%まで落ち込んだ。

マスクCEOは最近「新党結成」を宣言し、トランプ大統領との対立がさらに深まったとみられる。専門家の間では、中国でのテスラの展望が不透明になったとの見方が広がっている。

テスラが過去の米企業が辿った道を踏襲するのではないかとの懸念も浮上している。アップルは2023年まで中国でスマートフォン製造首位の座にあったが、現地企業の競争力向上により、上位ランキングから姿を消した。

2000年代初頭には、モトローラが早くから中国に進出し好況を享受したものの、ファーウェイなどの現地企業に押され撤退を余儀なくされた経緯もある。

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