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北朝鮮、「党創建80周年記念パレード」に向け、ミリム基地で大規模訓練開始 最新核兵器・長距離ミサイル公開か

望月博樹 アクセス  

引用:朝鮮中央通信

北朝鮮・ピョンヤンにあるミリム(美林)基地で、北朝鮮軍が軍事パレードの訓練を開始した様子が確認された。これは、今年10月に予定されている朝鮮労働党創建80周年記念の軍事パレードに向けた準備とみられている。

16日、米国の北朝鮮専門メディア「38ノース」は、衛星写真を分析した結果として、最近、北朝鮮軍の兵士らがミリム基地内のパレード訓練場に集結し始めたと報じた。10月にパレード計画を裏付ける証拠が次々と見つかっているという。

今回のパレードでは、金正恩国務委員長がアメリカと韓国に対して抑止力を誇示する狙いで、大量生産された核弾頭や最新の長距離ミサイル、無人機など新型兵器の数々を公開する可能性があるとされている。

北朝鮮は最近、ロシアに対して傭兵の派遣や追加の大規模兵力の提供を準備し、武器輸出などを通じて軍事的な関係を深めている。これにより、ロシアから最新兵器や関連技術を獲得し、戦力強化を図ろうとする動きも見られる。

ピョンヤンのキム・イルソン(金日成)広場の東側に位置するミリム基地は、かつては軍用空港として使用されていたが、現在は乗馬クラブやスカイダイビングクラブなどの施設が設置されており、空港としての機能はほぼ失われているとされる。

ミリム基地にはキム・イルソン広場と類似する設備が設置されており、大規模行事を前にパレード訓練場として活用されてきた。北朝鮮では通常、パレードの3~4か月前から準備を進めるとされている。

衛星画像によると、今年4月25日時点でミリム基地内には約80台の兵士輸送トラックが確認され、その後、今月9日には最大150台のトラックが追加で確認された。兵士たちは完璧な行進を披露するため、数か月間にわたり訓練を行っているという。

これまでの状況から、北朝鮮が軍事パレードを準備している可能性が高いとみられており、今後数週間のうちにさらに多くのトラックが基地に到着し、数千人規模の兵士や武装車両が編隊を組んで訓練を行う兆候が現れると予想されている。

軍事専門家らは、北朝鮮の官営メディアがまだ軍事パレードの実施について伝えていないものの、ここ数か月の間にミリム基地で施設改修などが行われるなど、様々な準備の兆候がすでに見られていると指摘している。

北朝鮮は1995年以降、5年ごとの10月10日を「節目の年」として、朝鮮労働党の創立を祝う大規模な軍事パレードを実施してきた。北朝鮮のメディアは、これを内外に向けたアピールの機会としてきた。

金正恩政権下で北朝鮮は、2020年以降これまでに7回の軍事パレードが行われ、特に2023年には3回のパレードが実施された。直近では2023年7月に実施され、同年9月の最後のイベントは、規模を縮小した準軍事的な行事として開催されたとみられている。

一方、中国の習近平国家主席は、今年5月にモスクワで行われた軍事パレードを観覧しており、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領も、今年9月3日に北京で開催されるパレードに返礼の形で出席する予想されている。

ただし、中露両首脳が10月に北朝鮮で予定されているパレードに出席するかどうかは、現時点では不透明な状況となっている。

なお、北朝鮮は10月の党創建記念日に合わせて軍事パレードを準備しているほか、2020年以来となる芸術公演の一種「マスゲーム」の披露も検討しているとされる。

引用:38ノース
引用:38ノース
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望月博樹
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