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2025年07月18日金曜日
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【トランプを動かす影の力】ウクライナで「メラニア人気」急上昇、ウクライナ「武器支援決定」に関与との声も

トランプ大統領の武器支援、その背後には

ウクライナで人気急上昇中の人物とは

引用:india today

ウクライナのソーシャルメディア上で、アメリカのメラニア・トランプ大統領夫人の人気が急上昇している。

ドナルド・トランプ米大統領が最近、ウラジーミル・プーチン露大統領に対して圧力を強める一方で、ウクライナへの武器支援に積極的な姿勢を示したことをめぐり、その判断にメラニア夫人の影響があったとの見方が広がっているためだという。

15日(現地時間)、ソーシャルメディアXでは、暗色のつば広帽で顔の半分を隠したメラニア夫人の左胸に、ウクライナの国家象徴であるトリズブ(三叉槍)のロゴを合成した画像が投稿された。この投稿には「メラニア・トランペンコ工作員」という説明が添えられていた。

「トランペンコ」とは、ウクライナ語の姓に多い接尾語「-enko」を「トランプ」に足して作られた造語で、まるでメラニア夫人がウクライナ情報機関員としてトランプ大統領を説得したかのようなユーモアとともに、感謝の気持ちを表したものと受け取られている。

また別の投稿では、行政命令に署名するトランプ大統領の背後に立つメラニア夫人の姿とともに、「ベネ・ゲセリットのメラニア姉妹」という説明も添えられた。

「ベネ・ゲセリット」とは、SF小説『デューン』シリーズに登場する、政治的に大きな影響力を持つ女性集団を指している。

こうしたメラニア夫人への注目は、トランプ大統領自身の発言がきっかけになったとみられている。

トランプ大統領は前日、ホワイトハウスでウクライナへの攻撃兵器を含む大規模支援を決めたことを発表する際、メラニア夫人の存在について言及した。

トランプ大統領は「(プーチン大統領と)話すといつも気分がいい。とても素敵な会話だったと思っていたら、その夜にはミサイルが飛んでくる」と語ったうえで、「帰宅して妻に『今日プーチン大統領と話したよ。素晴らしい会話だった』と言うと、妻は『そう?別の都市がまた攻撃されたそうよ』と返してくるんだ」と付け加えた。

この発言からは、ウクライナへの武器支援の決定がメラニア夫人の説得によるものと断定はできないものの、少なくともトランプ大統領の意思決定に影響を与えていた可能性があるように受け取られている。

英紙ガーディアンによると、スロベニア出身のメラニア夫人は旧ユーゴスラビアで育ち、その後米国に渡ったという。

メラニア夫人はロシアによるウクライナ侵攻に関して、ウクライナ側への支持を示しており、戦争初期には「罪のない人々が苦しむ姿に胸が痛み、耐えがたい」と語り、赤十字社への寄付を呼びかけていた。

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