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「中国は奇跡だ!」エヌビディアCEO、北京で「親中アピール」…H20チップ解禁と重なる訪中タイミングに注目

望月博樹 アクセス  

引用:The New York Times

台湾出身のエヌビディアCEO、ジェンスン・フアン氏が中国を訪問し、中国の技術力を惜しみなく称賛している。16~20日に北京で開催される「第3回中国国際サプライ・チェーン促進博覧会(CISCE)」に合わせ、今年3度目の中国訪問を行ったフアンCEOは、たどたどしい中国語でスピーチを行い、中国市場への愛着を示した。

フアンCEOは16日の博覧会開幕式で中国の伝統的な衣装を着用して登場し、「中国のサプライチェーンは奇跡だ」と称賛した。さらに、フアンCEOは開幕式の前日、これまで米政府が中国への輸出を規制していたAI半導体「H20」の中国販売が可能になったと自ら発表した。

H20は中国向け販売のため性能を抑えたAI半導体で、これまでの中国輸出規制によりエヌビディアは55億ドル(約8,166億7,183万円)の損失を被ったと推定されている。

フアンCEOはH20の対中販売再開について、輸出規制は解除されたものの、注文からウェハーの生産、組立てまで非常に時間がかかると説明した。フアンCEOは「H20の輸出を規制していたドナルド・トランプ米大統領の立場をどのように変えたのか」という質問に対し、「私が大統領の立場を変えさせたのではなく、米国がAI技術で先頭を維持する絶好の機会があることを大統領に伝えただけだ」と述べた。

フアンCEOはまた、「輸出規制は国家安全保障の重要な部分であり、グローバル貿易における管理制度だ」とし、「H20がレアアース交渉の一環だという話を見たことはあるが、米中交渉に関する機密情報は知らない」と語った。

一方、スコット・ベッセント米財務長官は、エヌビディア半導体の対中輸出許可について15日(現地時間)、ブルームバーグTVのインタビューで、中国の華為(ファーウェイ)がすでに同等の半導体を生産できるため、エヌビディアのAI半導体の中国販売を承認したと説明した。

ベッセント長官は「ファーウェイをはじめとする中国のメーカーがすでに同等の半導体を生産している」とし、「中国が米国の半導体メーカーに取って代わり、世界にデジタルシルクロード(中国の一帯一路のデジタル分野での取り組み)が到来することは望んでいない」と強調した。

フアンCEOはファーウェイの急速な追い上げに感心し、ファーウェイのAI半導体「Ascend」がエヌビディアに取って代わる準備がまだできていないという主張に対し、「差は時間の問題に過ぎない」と反論した。さらに「ファーウェイと中国の製造能力を過小評価するのは非常に短絡的だ」と付け加えた。

エヌビディア半導体の中国販売について、フアンCEOは韓国のSKハイニックスとサムスン電子も恩恵を受けるだろうと予測した。彼は「SKハイニックスとサムスン電子、マイクロン・テクノロジの3社には今後多くの機会がある」とし、「これらの優れた企業とエヌビディアは協力していくだろう」と強調した。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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