メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【クビ断念か】「パウエル更迭」で株式市場パニック懸念、トランプ大統領「辞任圧力」に作戦変更

織田昌大 アクセス  

昨年から金利引き下げを求めて米連邦準備制度理事会(FRB)の議長を追い出すと主張していた米国のドナルド・トランプ大統領が金融市場の不満を意識して一歩後退した。自ら追い出す可能性はほとんどないとし、当事者の自主的な辞任を望むと述べた。

米保守系のメディア「リアル・アメリカズ・ボイス」によると、トランプ大統領は16日(現地時間)の電話インタビューでFRBのジェローム・パウエル議長に言及したという。パウエル議長の任期は来年5月までだ。トランプ大統領はパウエル議長の任期満了前の辞任可能性について、「彼が辞任を望むなら非常に良い」とし、「それは彼次第だ」と答えた。トランプ大統領は「私が彼を解任すれば市場が混乱すると言われている」と述べた上で、「多くの人々は彼がFRBで行っている『詐欺』のために解任されるべきだと言っている」と主張した。

いんいん

FRBは2021年から米ワシントンDCの本部改修工事を進めており、2022年時点で工事費用は25億ドル(約3,717億1,218万円)に急増した。FRBは人件費と資材費の上昇を理由に挙げた。しかし、ホワイトハウスと共和党の関係者は、FRBが屋上庭園や人工滝、VIP用エレベーター、大理石装飾など不要な贅沢品を設置したと批判した。同時に工事費用が当初計画より7億ドル(約1,040億7,941万円)増加したと指摘した。

不動産開発業者出身のトランプ大統領はFRB改修工事について「予算を10億ドル(約1,486億8,487万円)超過した」とし、「この人物(パウエル議長)がFRBを運営している」と批判した。FRB本部を「世界で最も高価な建物の一つ」と呼び、「間違いなく請負業者は大儲けしているだろう」と述べた。トランプ大統領は「25億ドルを使っているというが、私はこの種の案件に精通している。調査する必要がある」と強調した。

巨額の政府赤字・負債による利払い負担に直面するトランプ大統領は、昨年からFRBに対し利下げによる政府負担軽減と景気刺激を要求してきた。しかしパウエル議長は、トランプ大統領が仕掛けた関税戦争による将来的な物価上昇(インフレ)を懸念し、今年4回連続で金利を据え置いた。

CBSなど米メディアは15日、関係者の話として、トランプ大統領が共和党議員との会合でパウエル議長の解任について尋ね、議員らが同意したと報じた。これを受け16日には、S&P500指数が一時0.7%下落した。 こうした中、ウォール街の大物たちはパウエル議長を擁護し、米中央銀行への干渉を控えめに批判した。15日、JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモンCEOは「FRBを弄ぶことは逆効果をもたらし、期待と正反対の結果を招く可能性がある」と警告した。

織田昌大
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「中国に白旗を上げるのか!」EUの内燃車規制後退に業界が”強い懸念”
  • 「ロシア、終戦案拒否なら制裁!」米国が最後通告...プーチン非合意なら“原油密輸船団”を一斉制裁
  • 「5200億円をよこせ!」英政府が“強制執行”警告...チェルシー売却金、ウクライナ支援か提訴か
  • 「中国を放置できなかったか!」米、日本イージス艦支援に踏み切る
  • 中国「傾聴し、反省せよ」高市首相発言を再攻撃…露骨な“上から目線”炸裂!
  • 「立場は揺るがない」高市首相、台湾発言の撤回を否定…日本を再び“世界の頂点”へ

こんな記事も読まれています

  • 見えない凍結が最も危険、ブラックアイスバーンの正体
  • 冬の雪道安全運転ガイド、スノータイヤと制動の基本
  • 「5秒の確認で防げる」冬に危険なバッテリーの色サイン
  • 「技術をすべて受け入れる」トヨタ・日産、中国市場で生き残るための決断
  • 「立場は揺るがない」高市首相、台湾発言の撤回を否定…日本を再び“世界の頂点”へ
  • 中国GPU企業MetaX、上場初日に株価755%急騰…その裏で動く北京政府の“静かな計画”
  • 「敵を育てていたのは、米国だった」研究費が中国軍に直結…議会報告書が暴いた“国家安保の致命傷”
  • 「さらに下落」…ビットコイン、“史上4番目”の年間下落へ!クジラと過剰レバレッジが相場を破壊か

こんな記事も読まれています

  • 見えない凍結が最も危険、ブラックアイスバーンの正体
  • 冬の雪道安全運転ガイド、スノータイヤと制動の基本
  • 「5秒の確認で防げる」冬に危険なバッテリーの色サイン
  • 「技術をすべて受け入れる」トヨタ・日産、中国市場で生き残るための決断
  • 「立場は揺るがない」高市首相、台湾発言の撤回を否定…日本を再び“世界の頂点”へ
  • 中国GPU企業MetaX、上場初日に株価755%急騰…その裏で動く北京政府の“静かな計画”
  • 「敵を育てていたのは、米国だった」研究費が中国軍に直結…議会報告書が暴いた“国家安保の致命傷”
  • 「さらに下落」…ビットコイン、“史上4番目”の年間下落へ!クジラと過剰レバレッジが相場を破壊か

おすすめニュース

  • 1
    「50歳年下妻との実子誕生」→ 他の子どもを切り捨てた87歳画家の”最悪の裏切り”

    トレンド 

  • 2
    ハリウッド名匠ロブ・ライナー夫妻死亡、、逮捕された息子ニックの過去と親子関係に注目集まる

    エンタメ 

  • 3
    デビュー1年でイベント200本 歌手ZO ZAZZ、高級住宅街のアパートへ…妻が泣いた引っ越し秘話

    エンタメ 

  • 4
    パワハラ騒動は4月にあった自宅強盗事件から?元マネージャー告発につながったきっかけとは

    エンタメ 

  • 5
    発売から31年、ビルボードで新記録…冬の定番曲 マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」🎄

    エンタメ 

話題

  • 1
    CM発の名曲が話題に──ILLITが歌う“受験生への応援ソング”が正式音源化「あなたはそのままで輝ける」

    エンタメ 

  • 2
    ハリウッドの名匠、自宅で妻と死亡…息子が殺人容疑で逮捕「10代から薬物依存、長期間ホームレス生活」

    エンタメ 

  • 3
    “憧れの女優”に近づくため37回の整形、1億8,000万を費やした中国人女性 女優の名声失墜で人生が一転

    エンタメ 

  • 4
    AI加工疑惑に結論出ず…未成年交際疑惑の有名俳優をめぐる証拠録音ファイル、捜査は継続へ

    エンタメ 

  • 5
    世界が注目するZ世代スター グラミー受賞のTyla、韓国大手芸能事務所HYBEとタッグ

    エンタメ