
ドナルド・トランプ米大統領が、就任から6カ月を迎えた20日(現地時間)、自らの実績を誇示する発言を行った。アメリカが世界で最も人気があり、最も尊敬される国になったと強調したという。
この日、トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「1年前、我が国は再生の望みすらほとんどない死んだ国だった」と投稿した。
さらに「この6カ月間は、どの大統領にとっても極めて重要な時期とされている」としながら、「米国と貿易、または友好関係すらない国家間の数多くの紛争を終結させたことを含め、多くの成果を上げた」と自画自賛した。
また「主要国を完全に再建するのに6カ月は決して長い時間ではない」とも述べている。
トランプ大統領はまた、別の投稿でジェフリー・エプスタインをめぐる疑惑についても言及した。この疑惑は共和党内の分裂を招いているとされる。
エプスタイン疑惑とは、2019年に拘束中に死亡したヘッジファンド出身の大富豪エプスタインが残した「性接待顧客リスト」にトランプ大統領の名があったとの噂や、死因が「他殺」だったという陰謀論などが絡み合い、現在、米国内で大きな波紋を呼んでいる。
こうした中でも、トランプ大統領は支持率が上昇したと主張している。
トランプ大統領は「共和党内での支持率や、MAGA(マガ・大統領の強硬支持層)からの支持率は、エプスタインの虚偽が急進左派の民主党員や単なる扇動者よって暴露された後、大きく上昇した」と述べた。
続けて、「さまざまな世論調査で私の支持率は90%、92%、93%、95%を記録しており、いずれも共和党内の新記録となっている」と強調した。
さらに昨年の大統領選挙においても「得票率は過去最高だった」とし、「国民は強固な国境政策と、私が手がけたその他多くの事柄を支持している」と主張している。
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