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【17年ぶり】英空軍基地に米核爆弾再配備!F-35搭載の戦術核でロシア・中国を強力抑止へ

望月博樹 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

米国が17年ぶりに英国に核兵器を配備したとみられると、英紙「ザ・タイムズ」が22日(現地時間)報じた。

17日、米ニューメキシコ州カートランド米空軍基地を離陸したC-17輸送機は、10時間の飛行を経てイングランド東部サフォーク州のレイクンヒース英空軍基地に着陸した。カートランド基地は米空軍の主要な核兵器保管基地であり、レイクンヒース基地には米空軍部隊および軍人が駐留している。

ザ・タイムズは、軍事専門家の分析と状況証拠に基づき、この輸送機がB61核爆弾を運んでいたと推測している。これは、英国が最近導入計画を発表したF-35A戦闘機に搭載されるものと見られている。

米軍は過去数年間、レイクンヒース基地において核爆弾保管体制を強化すべく、防空壕や防護壁を含む施設の増改築を実施してきた。

NATOで核不拡散を担当していた「パシフィック・フォーラム」の上級研究員、ウィリアム・アルバーク氏は、「(米軍輸送機は)イングランドに到着後、武器を降ろして通常任務に戻ったようだ」と述べ、「彼らが数年にわたって核兵器受け入れのための施設を準備してきたことはよく知られている」と語った。

彼は、輸送機がトランスポンダをオンにしたまま飛行したことから、米国がロシアに対して自国の意図を示そうとした可能性があると分析している。また、この核兵器配備は、ロシアおよび中国に対する安全保障上の脅威を抑止するための戦術核弾頭確保策の一環との見方もある。

現状、英国の核戦力は戦略核ミサイル「トライデント」を搭載する海軍潜水艦のみに依存している。英空軍の核任務は、1998年の空中発射核兵器の公式退役以来中断されている。この件に関し、米英両国の国防省はコメントを控えている。

望月博樹
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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