32.9 C
Tokyo
2025年07月29日火曜日
ホームニュースIT・テック折りたたんでも1cm未満! Apple初フォルダブルiPhone、ディスプレイ“しわ問題”も解消で期待高まる

折りたたんでも1cm未満! Apple初フォルダブルiPhone、ディスプレイ“しわ問題”も解消で期待高まる

引用:9to5mac
引用:9to5mac

IT専門メディア「9to5mac」は25日(現地時間)、Appleの次世代フォルダブルフォン「iPhone Fold(仮称)」の具体的な仕様とデザイン情報を報じた。

報道によると、このフォルダブルiPhoneは最大7.8インチの内部ディスプレイと5.5インチの外部ディスプレイを搭載しているという。折りたたみ時の厚さは約9mm、展開時は4.5~4.8mmとされており、近々発売予定の超薄型モデル「iPhone 17 Air(5.5mm)」よりも薄い。

このモデルはiPad mini(7.9インチ)とiPhone mini(5.4インチ)の利点を兼ね備え、ユーザー体験に新しい進展をもたらす可能性がある。

デザイン面では、外装素材としてチタンが採用される見込みだ。特にヒンジやケースなどの構造部分においてチタンが積極的に使用され、耐久性が向上するとされている。なお、今年後半に発売予定の「iPhone 17 Pro」では、チタンからアルミニウム素材に回帰する見通しである。

カメラ性能も向上する。合計4つのカメラが搭載され、背面には4,800万画素のデュアルレンズ、前面には折りたたみ時と展開時にそれぞれ1つずつ配置される。ただし、背面の2番目のカメラが超広角か望遠かは未定である。前面カメラは、iPhone 17シリーズと同様に2,400万画素仕様になる可能性が高い。

生体認証方式も変更される見通しで、これまでフラッグシップモデルに搭載されていたFace IDに代わり、フォルダブルモデルでは「Touch ID」が採用される可能性が高い。スペースの制約などの理由から、iPhone 16eのように側面ボタンに指紋認証センサーを内蔵する方式が有力視されている。

業界が最も注目しているのは、Appleがフォルダブルディスプレイで問題視されてきた「しわ」を解消した点である。折りたたみ式でありながら、滑らかなディスプレイ品質を実現していると評価されている。

9to5Macは「ハードウェアとソフトウェアの緊密な統合はAppleの強み」であるとして「このフォルダブルiPhoneが大画面を活かし、どのようなマルチタスク機能やUI改善を実現するかに注目が集まる」と分析している。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください