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2025年07月31日木曜日
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【戦争の弾薬庫?】北朝鮮、ロシアに650万発の弾薬と600基の兵器提供、「実質的主力供給国」に浮上

引用:BBC

北朝鮮がウクライナと戦争中のロシアに対し、約650万発の弾薬と約600基の各種射程を持つ武器システムを提供したことが、ウクライナの対外情報機関によって明らかにされた。

28日(現地時間)、聯合ニュースによると、ウクライナ対外情報庁(FISU)は現地メディアからの質問に対し、このように回答した。FISUは、北朝鮮が実質的にロシア軍が使用するあらゆる口径の弾薬を供給する主要国になっており、今後も弾薬およびロケット弾の供給が続くと予測している。

FISUの分析によれば、北朝鮮はロシアに対し、短距離弾道ミサイル(SRBM)のイスカンデル型戦術誘導弾「KN-23」、エイタクムス型戦術誘導弾「KN-24」、超大型放射砲「KN-25」、そして多数の移動式発射台を供給した。

さらに、240mm放射砲「M-1991」を120基、「M-1989」長射程自走砲を120基、122mm「D-74」曲射砲を100基、140mm「M1982」迫撃砲を約100基、63式107mm多連装ロケットを少なくとも165基供給したとされる。

FISUは、ロシア軍が一部の北朝鮮製武器の効率の低さや維持管理の困難さを指摘しているものの、北朝鮮とロシアの軍事技術協力は両国に利益をもたらしていると分析している。

これに先立ち韓国の国家情報院は、北朝鮮がロシアに既に1,200万発の弾薬を送ったと推定していた。

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