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2025年08月06日水曜日
ホームニュース【トヨタ】“未来都市”ウーブン・シティ、9月25日開業へ 自動運転やスマート技術を実証、まず技術開発を担うトヨタ関係者360人が“先行入居”

【トヨタ】“未来都市”ウーブン・シティ、9月25日開業へ 自動運転やスマート技術を実証、まず技術開発を担うトヨタ関係者360人が“先行入居”

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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トヨタ自動車が建設を進めてきた未来型実証都市「ウーブン・シティ(Woven City)」が、9月25日に静岡県裾野市で正式に開業する。『日本経済新聞』が5日に報じた。

旧東富士工場跡地に整備されたこの都市には、まずトヨタ関係者約360人が入居し、2026年からは外部の居住者も受け入れる方針。発表は4日、トヨタによって行われた。

ウーブン・シティは、自動運転やロボティクス、スマートホームなどの先端技術を日常生活の中で実証する「発明者(インベンター)」のための都市を目指す。実証パートナーとしては、トヨタグループのデンソーをはじめ、ロケット開発スタートアップのインターステラテクノロジズなど19社が参画する。

都市の建設および運営は、トヨタの子会社「ウーブン・バイ・トヨタ」が担当。トヨタは2020年の米CESでこの構想を初公開し、2021年に建設を開始。今年、第1期工事が完了した。

第1期開発エリアは地上面積約4万7,000平方メートル。居住エリアのほか、製品やサービスの開発者が使う展示・体験施設など14棟で構成される。地下には延べ約2万5,000平方メートルの空間が整備され、約100メートル四方の循環ルートを使って自動運転による配送やごみ収集のシステムが実験される。

協力企業にはトヨタグループ10社に加え、インターステラテクノロジズやダイキン工業など9社が名を連ねる。トヨタは8月末に、大学や企業による技術実証参加を促す「アクセラレータープログラム」を公開する予定だという。

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