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【戦争の焦点】プーチンの野望は「ロシア帝国の栄光再現」…“ロシアの心臓”と呼ばれるドンバスへ執着の理由

梶原圭介 アクセス  

引用:Wikimedia
引用:Wikimedia

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が戦争終結の条件として譲歩を要求したウクライナのドンバス地域は、旧ソ連時代から産業的、戦略的な要衝だった。

ドンバスはウクライナ東部のロシア国境に接するルハーンシク州とドネツク州を含む地域を指す。1783年のクリミア・ハン国崩壊後、ロシア帝国に編入されたドンバスは、当時欧州へ拡張するロシア帝国を象徴する地域の一つだった。

ソ連時代には、豊富な石炭などの地下資源と黒海に面した地理的な優位性により工業都市として発展し、一時は「ロシアの心臓」とも呼ばれた。ウクライナがロシアから独立した後も、ドンバスには防衛産業に不可欠な鉄鋼・化学工業団地が存在していた。プーチン大統領にとってドンバスは、ソ連の栄光の象徴であると同時に産業の要衝としての意味合いを持つ。

ドンバス編入は、プーチン大統領が開戦した名目でもあった。プーチン大統領はドンバス地域でウクライナ政府軍と親露派武装勢力の内戦が激化すると、「ロシア系住民を保護する。ウクライナ東部はロシアの旧領土だ」と主張し、2022年2月にウクライナへの軍事作戦を承認した。これがロシアとウクライナの戦争の発端になった。

ドネツク州住民の75%、ルハーンシク州住民の69%がロシア語を使用するなど、親露派住民の間ではウクライナからの分離・独立を求める声が高まっていた。13日付のウクライナ紙「キーウ・ポスト」によると、ロシアはドネツク地域の75%、ルハーンシク地域の99%を占領しているという。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は17日(現地時間)、「ソ連とロシア帝国の栄光を再現しようとするプーチン大統領にとって、ドンバスは今回の戦争の核心だ」とし、「(プーチン大統領は)ドンバスを獲得するためなら、他の領土との取引も厭わないだろう」と分析した。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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