
シャープは人工知能(AI)を搭載した手のひらサイズのロボット「ポケとも」を11月に発売すると、21日付の日本経済新聞が伝えた。
「ポケとも」の特徴は、ユーザーと音声で会話し、その日の出来事や気分について話すと、共感したり励ましたりするなど、感情的な交流を図る点にあるという。
価格は3万9,600円で、シャープの公式オンラインストアを通じて販売される予定。2027年までに10万台の販売を目指すと同社は明らかにした。
「ポケとも」ロボットは全長約12センチ、重さ約200グラムと携帯性に優れている。ミーアキャットをモチーフにデザインされ、腹部のランプの色や手の動き、声などで感情を表現する仕様だと説明している。
販売はシャープオンラインストアおよび主要家電量販店のオンラインショップで行われる。
11月からはロボットと連動するスマートフォンアプリの提供も始まる。月額495円で、音声やテキストを通じて「ポケとも」と会話を楽しめる。
ロボットとアプリを合わせて「ポケとも」と総称し、2016年に発売された小型ロボット「ロボホン」で蓄積されたノウハウが活用されていると日経は伝えている。
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