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【事前指導】ヴァンス副大統領、首脳会談前にゼレンスキー大統領へ「礼儀正しく振る舞え」と助言

梶原圭介 アクセス  

引用:CNN

2月の米ウクライナ首脳会談でウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を叱責した米国のJD・ヴァンス副大統領が、18日(現地時間)の両国首脳会談前にも「礼儀正しく振る舞うように」と裏で助言していたことが判明した。

ヴァンス副大統領は18日、ウクライナ戦争終結を協議するためオーバルオフィス(大統領執務室)に向かうゼレンスキー大統領にこう伝えたと、21日の米フォックス・ニュースのインタビューで明かした。ヴァンス副大統領は「ゼレンスキー大統領に『礼儀正しく振る舞えば、私は何も言わない』と伝えたところ、彼は微笑んで応じた」と語った。

今回、ヴァンス副大統領がゼレンスキーに対し、子ども扱いするような発言をしたのは初めてではない。2月、ヴァンス副大統領はホワイトハウスで行われた米国のドナルド・トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談中、会話に割り込み「感謝の気持ちがない」と直接批判し、会談を決裂寸前まで追い込んだ。

18日の会談でヴァンス副大統領は公の場で沈黙を保ち注目を集めたが、裏ではゼレンスキーに警告を発していた。ゼレンスキー大統領も、2月の会談時とは異なる態度を公に示し、注目を集めた。2月のホワイトハウスでの首脳会談で軍服姿で現れ「服装不適切」と批判されたゼレンスキー大統領は、今回は襟付きシャツとジャケット姿で登場した。前回の会談で自身を批判した米側記者やトランプ大統領から称賛を受けた。

引用:UPI通信
出典:UPI通信

ゼレンスキー大統領は他国の指導者のようにトランプ大統領に媚びることはなかったが、トランプ大統領の発言に攻撃的に反論するのではなく、相手により多く話す機会を与えるなど、はるかに柔軟な姿勢を示した。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、ゼレンスキー大統領の態度の変化について「ウクライナの運命は、トランプ大統領の好む方法でゼレンスキー大統領がどのように振る舞うかにかかっていることを明確に示した」と分析した。さらに、俳優兼コメディアン出身のゼレンスキー大統領が、今回は自身の果たすべき役割を理解したように見えたと評価した。

また、NYTは2月の会談数日後にトランプ大統領がウクライナへの軍事支援を停止したことに触れ、今後の展開がウクライナに有利に働くかどうかは、トランプ大統領のゼレンスキー大統領への好意が続くかにかかっていると指摘した。

梶原圭介
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