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「米より先に日本」…韓国・イ大統領、光復節に“前例破り”訪日!17年ぶりの「共同文書」発表で日韓連携強化

荒巻俊 アクセス  

韓国、対米交渉力を高めるため日本との連携強化を狙う

韓国のイ・ジェミョン大統領の日本訪問をめぐり、国内主要紙は「前例のない選択」と一斉に報じた。

韓国大統領が就任後、同盟国である米国より先に日本を訪れたこと、さらに光復節のある8月に訪日したことはいずれも異例だとし、米韓首脳会談を控えた「実用外交上の勝負手」との見方が広がっている。

引用:newsis

韓国、前例のない8月訪日…米国を安心させる狙いか

各紙は今回のイ大統領の訪日に込められた戦略的意図を分析している。

産経新聞は「革新系政権であっても、東アジアの『リーダー』である日本との関係維持を示すことで、米国を安心させようとした」と報じた。難航が予想されるドナルド・トランプ米大統領との会談を前に、日本との協力体制を強化し交渉力を高める布石とみられている。

朝日新聞も「トランプ政権を意識した実利優先の外交」と論じ、イ大統領自らが共同記者会見で「日韓関係をいかに重視しているかを示す重要な意味がある」と述べた点を取り上げた。

さらに、民主化以降、歴史問題に敏感な8月に韓国大統領が訪日した例はないことも注目を集めた。

読売新聞は「植民地支配からの解放を記念する光復節前後は、韓国内で歴史問題への関心が高まりやすい」と指摘しつつ、「現実的な判断として8月訪日を決断したとみられる」と分析した。

引用:MBC

安東チムタクと鳥取ビールで親交

両首脳は個人的な信頼関係の構築にも力を入れた。

23日の会談は予定時間を大幅に超え、約2時間に及んだ。イ大統領が「2度目の対面で、とても親しい友人のように感じる」と語ると、石破茂首相も「心強い」と応じた。

会談後の晩餐では、石破首相の地元・鳥取県の地ビールと、イ大統領の故郷・アンドン(安東)の名物チムタク(鶏の煮込み料理)が並び、和やかな雰囲気を醸し出した。両首脳夫妻は通訳を交えて、20分間の個別懇談を行い親交を深めた。

NHKは、17年ぶりに首脳会談の結果が共同文書が発表されたことについて、「懸案が減り、両国関係が安定してきた証拠」と政府関係者が評価したと伝えている。

引用:KBS

石破首相「反省」への言及はせず…歴史問題は課題残す

17年ぶりに発表された共同文書には、水素やAIなど未来産業分野での協力拡大、少子高齢化や首都圏一極集中といった共通の社会問題に対応する協議体の設置が盛り込まれた。さらに、若者の交流促進を目的として、ワーキングホリデービザの発給回数を従来の1回から2回に増やすことでも合意した。

引用:ハーフポスト

一方で、歴史問題は依然として課題を残した。

石破首相は、1998年の「金大中・小渕共同宣言」に盛り込まれた「痛切な反省と心からのお詫び」を含む歴代内閣の立場を「全体として継承する」と表明するにとどまった。15日の全国戦没者追悼式では13年ぶりに「反省」に言及したが、今回の会談でその言葉は出なかった。

イ大統領が国内メディアのインタビューで「過去を直視しよう」と呼びかけたものの、国内保守層への配慮から石破首相は踏み込んだ対応を避けたとみられる。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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