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2025年08月26日火曜日
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【衝撃発言】トランプ「在韓米軍基地の土地、欲しい」…韓国との首脳会談で大規模基地の賃貸ではなく、“所有権”主張

引用:AFP通信
出典:AFP通信

米国のドナルド・トランプ大統領は25日、在韓米軍削減の可能性について即答を避けつつも、「在韓米軍基地の所有権を要求する可能性がある」と述べた。これまで在韓米軍の削減や韓国の防衛費増額要求を示唆してきたトランプ大統領が、公に在韓米軍基地の土地の所有権に言及したのは今回が初めてだ。

トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで行われた韓国のイ・ジェミョン大統領との首脳会談で、在韓米軍削減の可能性についての質問に「今は言えない。私たちは友人だからだ」と述べ、「我々は韓国に4万人以上の軍人を配置している」と続けた。実際の在韓米軍の規模は約2万8,500人だが、トランプ大統領は政権1期目から一貫して4万人以上と主張している。イ大統領はその場でトランプ大統領の発言を訂正しなかった。

トランプ大統領は「我々は軍事的に非常に良好な関係を築いている」と述べ、「韓国は『我々はあなたがたに土地を与えた』と言ったが、私は『いや、あなたがたは我々に土地を賃貸しただけだ』と答えた。与えることと賃貸することには大きな違いがある」と説明した。

さらにトランプ大統領は「おそらく私がやりたいことの一つは、我々がその大規模な基地を保有している間、その土地の所有権を求めることだ」と述べ、「ご存知のように、我々はその基地の建設に多額の資金を投じた。韓国もある程度貢献した」と付け加えた。トランプ大統領は「しかし、私は賃貸を解消したい」とし、「我々がその大規模な軍事基地を保有している間、その土地の所有権を持ちたい」と強調した。

トランプ大統領が言及した大規模な基地は、韓国・京畿道平沢市のキャンプ・ハンフリーズ(ハンフリーズ基地)を指していると見られる。海外の米軍基地の中で最大規模のキャンプ・ハンフリーズは、かつてソウルの龍山区や複数の地域に点在していた米軍部隊を移転・統合したもので、約100億ドル(約1兆4,742億円)に上る駐留費用と基地建設費用の90%以上を韓国政府が負担した。トランプ大統領も2017年に韓国を国賓訪問した際、ヘリコプターで基地を直接視察している。

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