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「団結は幻」天安門に並んだ中露北首脳、会談できず露呈した“薄っぺらな同盟”

望月博樹 アクセス  

引用:Youtube@sbsnews8
引用:Youtube@sbsnews8

北朝鮮、中国、ロシアの首脳が66年ぶりに天安門城楼に並び、米国主導の世界秩序に挑戦する姿を演出した。しかし注目されていた3か国首脳会談は実現せず、その背景に関心が集まっている。専門家は「3か国の利害が完全には一致せず、会談を開くには至らなかった」と分析する。特にウクライナ派兵を機に接近した北朝鮮とロシアに対し、中国にとって北朝鮮の戦略的価値は限定的だとの見方が出ている。

◇プーチン大統領、ロシアへ帰国

ウラジーミル・プーチン露大統領は4日、4日間の中国訪問を終えて帰国した。極東ウラジオストクで開催される東方経済フォーラムに出席するためである。前日には戦勝記念日の行事に合わせて中露首脳会談と北露首脳会談が開かれ、この日には北中首脳会談も行われたが、最大の関心事だった北中露3カ国の会談は開かれなかった。

専門家は「北中露が一堂に会したのは事実だが、首脳会談を開くほど利害が重なっていなかった」とみる。北朝鮮は核保有国としての承認や制裁解除を望み、中国との経済協力も切実だ。一方、中国は米国の圧力に対抗して反西側陣営のリーダーを担いつつ、経済発展のために米国との摩擦や台湾問題を安定的に管理したい立場にある。このため、核拡散防止条約(NPT)に反する北朝鮮の核開発や、国際社会から「侵略戦争」と非難されるロシアのウクライナ侵攻を公然と支持するのは難しい状況だ。北朝鮮がロシアと「血盟」とまで称される関係を築いたとしても、中国との関係はそこまでには至っていない。

東アジア研究院の孫烈院長は「中国は核保有を認めるなど北朝鮮が本当に求める行動を取るほど、北朝鮮の戦略的価値を高く見ていない」と指摘。また「米国が中国を戦略的競争相手と位置づけている現状で、さらに口実を与えることを避けたいのが中国の本音だろう」と述べた。

◇反米連帯の演出は継続か

北中露首脳が66年ぶりに一堂に会した背景には、ドナルド・トランプ米大統領の「アメリカ・ファースト」政策もある。中国にとっては米国の対中圧力から脱却するため、非西側諸国との連携強化が不可欠となり、ロシアもウクライナ戦争による制裁の突破口を求めて中国やインドとの関係を強化する動機がある。こうした中で北朝鮮の外交活動の余地も広がった。

ただ、北京の外交筋は「天安門広場で3か国首脳が並んだことと、3か国首脳会談を行うことは次元が異なる」と指摘した。韓国国家情報院も戦勝記念日前から、もし3か国会談が実現すれば国際社会に軍事・安保面で大きな衝撃を与えるとして、その可能性は低いと見ていた。

ソウル大学の全在晟教授も「今年は閲兵式という大きな行事があったため、中国は軍事力誇示に重点を置いたのだろう」と分析した。「北中露の連携を示すことはできても、3か国関係を制度化するのは避けたい意図が見える」と述べた。

今後も北中露の連携を誇示する動きは続くとみられる。北朝鮮が来月10日に開催する朝鮮労働党創建80周年記念式典にも、中国とロシアから高官が出席する可能性が高い。ただし、習近平国家主席は10月末に韓国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)への出席が有力視されており、この時期に平壌を訪れる可能性は低いとされている。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

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