
米国のハワード・ラトニック商務長官は、米韓間の貿易および関税協定が合意に達したにもかかわらず、韓国政府が公式な署名をしていないとして、その履行を強く求めた。
ラトニック長官は11日(現地時間)、米CNBCのインタビューで「韓国は米国との交渉がまとまったと発表したが、実際には合意文書に署名していない」と明かした。さらに「彼らは今、日本を注視している。日本は既に契約書に署名済みだ」と強調した。特に「米国の(ドナルド・トランプ)大統領との握手と、書類に署名することは全く別物だ」と指摘した。
米韓両国は7月30日に大枠で合意に達して以来、細部について協議を続けている。ラトニック長官は、ジョージア州にある現代自動車とLGエナジーソリューションの合弁バッテリー工場の建設現場に対する移民局の取り締まりが、最終的な合意を遅らせたかどうかについては触れなかった。
また、インドに関しては「基本的に市場を開放し、ロシア産石油の購入を中止すべきだ」と指摘した。さらに、米国が台湾やスイスとも貿易協定を締結する予定であると付け加えた。
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