
ドナルド・トランプ米大統領が再び健康不安説に見舞われている。今月11日(現地時間)に行われた米同時多発テロ事件から24年の追悼式で、顔の片側が目立って下がった姿を見せたためだ。
米メディア『Blavity』などによると、トランプ大統領は11日、バージニア州アーリントンの国防総省(ペンタゴン)で開かれた追悼式に出席した。
右側の顔が下がった様子で登場し、参列者の関心を呼んだ。式典後、SNSには大統領の健康状態を懸念する投稿が相次ぎ、一部では脳卒中の可能性を指摘する声も出ている。
ポッドキャスト司会者のベン・マイセラス氏は「トランプ大統領はペンタゴンの式典で非常に体調が悪そうに見えた。顔の片側が著しく下がり、意識も混濁しているようだった」と述べ、「自分がどこにいるのかすら分かっていないように映った」と語った。
トランプ氏はこの数か月、体調不良をうかがわせる場面をたびたび見せてきた。手にあざを負ったまま行事に出席した際には「握手をたくさんしたせいでできたあざだ」と説明したが、一定期間、公の場に姿を現さなかったこともあり、健康不安説は根強く残っている。
今年7月、ホワイトハウスは「トランプ大統領は慢性静脈機能不全を患っている」と発表していた。この疾患では足や足首のむくみといった症状が現れるという。
一方、脳卒中の疑惑については、トランプ氏本人もホワイトハウスも現時点で公式な見解を示していない。
コメント0