米国のドナルド・トランプ大統領が来年の6月14日、自身の80歳の誕生日に合わせてホワイトハウスで総合格闘技UFCを開催すると公式発表した。
5日(現地時間)、ロイター通信の報道によると、トランプ大統領はバージニア州ノーフォーク海軍基地で行われた海軍創設250周年記念式典の演説でこの計画を明らかにしたという。

トランプ大統領は来年の米国建国250周年を記念する名目を掲げたが、偶然にも彼の80歳の誕生日と重なる。
政治専門誌「ザ・ヒル」によると、UFCのシンボルである「オクタゴン(八角形リング)」はホワイトハウス南側の芝生に設置される予定だ。UFC側はこれに70万ドル(約1億674万円)を投じる計画だと明らかにした。
トランプ大統領は就任後もUFCの試合を観戦する熱心なファンとして知られている。ホワイトハウスでのUFC開催計画は、以前からトランプ大統領の支持者として知られるUFCのダナ・ホワイト会長を通じても言及されていたが、開催日など具体的な詳細はこの日初めて公表された。
また、トランプ大統領はこの日の演説で韓国を直接取り上げ、造船業復活の計画も発表した。全世界から流入する数千億ドルの投資と人材を通じて造船所を復活させ、彼らが米国で船舶を建造することになると強調した。
これは韓国が米国との関税交渉過程で提案した「マスガ(MASGA・米国造船業を再び偉大に)プロジェクト」を念頭に置いた発言と解釈される。韓国は米韓造船業協力事業のために1,500億ドル(約22兆8,744億円)規模の基金を創設する計画だ。
トランプ大統領は「我々はより多くの艦船を設計しており、米海軍の歴史上、これまでにないほど多くの艦船が建造中だ」と付け加えた。また、米海軍創設以来の勝戦史を列挙し、「米海軍と海兵隊は韓国の仁川(インチョン)で大胆な上陸作戦を実行し、敵に対して25万回以上の戦闘出撃を行った」と紹介した。
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