
中国の国慶節連休明け、帰省ラッシュにより数百万台の車が集中し、大規模な交通渋滞が発生した様子が話題となっている。
10日(現地時間)、英紙『ザ・サン』は、10月7日に中国全土で国慶節(建国記念日)と中秋節が重なった8日間のゴールデンウィークが終了し、約1,000万台の車が一斉に帰省の途についたため、全国の道路で深刻な渋滞が発生したと報じた。
交通渋滞の中心となったのは、安徽省と江蘇省を結ぶ巫蒋料金所だ。連休の帰省ラッシュに備え、36車線すべてを開放したものの、料金所を過ぎるとすぐに4車線に絞られる構造になっており、車両がボトルネックとなって数キロにわたる渋滞が続いた。現地当局によると、この日1日だけで12万台以上の車両が料金所を通過したという。
渋滞の様子はオンライン上でも急速に拡散した。あるネットユーザーは「食べ物や水、携帯トイレは必ず持参すべき」と投稿し、「万が一に備えて空き缶を車に積んでおく」と呼びかけた。他のユーザーからは「写真を見ただけで息苦しくなる」「あそこにいなくてよかった」「さすが大陸のスケールだ」といったコメントが寄せられた。
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