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「Apple内部でも性能に不安の声…」AIシリと折りたたみiPhoneが難航で“発売再延期”か 市場の期待に逆風

織田昌大 アクセス  

 引用:depositphotos
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来年発売予定だったAppleの人工知能(AI)ベースの進化版「シリ」と初の「折りたたみiPhone」が難関に直面しているとの懸念が浮上した。数年来「完璧主義」を貫いてきたAppleの戦略が、逆に市場の期待と内部の懸念を高め、足かせとなっている形だ。

AIベースのシリについては、性能に関する内部テスターの懸念が提起されている。当初、来年のiPhone 18シリーズと共に登場すると見込まれていた初の折りたたみiPhoneは、発売時期が2027年へと、さらに遅れる可能性があるとの見通しが出ている。

21日、9to5Macなどの海外メディアによると、Appleの初の折りたたみiPhone発売が継続して遅延している背景には、「完璧主義」を貫くAppleの姿勢があると指摘されている。来年のiPhone 18シリーズと共に発売されると見込まれていた折りたたみiPhoneは、現在、発売時期が2027年に遅れる可能性が指摘されている。これは、Appleが「しわがほとんど目立たない」ヒンジ部品の確保に苦心しているためだという分析である。

これはAppleが折りたたみスマートフォン市場参入にこれほど長い時間を費やしてきた理由と同じだ。Appleは折りたたみiPhoneの開発当初から、他の折りたたみスマートフォンと差別化された、しわが完全に見えないデザインを目指していたと言われている。

しかし、現在の技術ではしわを完全になくすことは事実上不可能だという指摘がある。もしAppleがこのデザインにこだわり続けるなら、折りたたみiPhoneの発売はさらに数年遅れる可能性があるという悲観的な見方も出ている。

一方、Galaxy Z Fold7などの競合製品は、通常使用時にしわがほとんど目立たないとの分析もある。AppleがすでにFold6やFold7レベルの製品を作れるにもかかわらず、完璧さにこだわって発売を見送っているという見解だ。

問題は、度重なる遅延が逆に消費者の失望を招く可能性がある点だ。来年発売されていればiPhone 18シリーズの目玉製品になれたかもしれないが、2027年に延期されれば、iPhone発売20周年記念製品と「共食い」の競争を強いられることになる。20周年記念のiPhoneは、エッジツーエッジのディスプレイにノッチやホールのない全面ディスプレイデザインを採用すると予測されている。

また、長期間待ち続けた消費者の期待が高まっている中で、折りたたみiPhoneが単にiOSを搭載したFold7と同等レベルの製品として登場すれば、大きな失望を招く恐れもある。

 引用:X@mingchikuo
 引用:X@mingchikuo

折りたたみiPhoneだけでなく、AppleのAI戦略の核心である完全進化版AIシリも難航している。Appleは昨年のWWDC24でAIシステム「Apple Intelligence」を公開し、AI競争に参入した。個人コンテキスト機能、画面認識、アプリ内の動作実行など、全く新しい機能が盛り込まれる予定だったシリは、当初iOS 18.4または18.5で登場すると期待されていた。

しかしAppleは、シリが品質基準を満たさなかったという理由で、約1年以上発売を延期している。Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏は、今年のWWDC25後にシリのアーキテクチャ再構築に時間が必要だと説明したこともある。

現在、Appleは新しいシリを来年初めのiOS 26.4に搭載して発表する計画だ。しかし、このソフトウェアをテスト中の一部Appleエンジニアの間で、シリの性能に対する懸念が出ていると伝えられている。ソフトウェアの正式リリースまで約6か月を残した時点で、初期の内部評価は楽観的とは言えないものとなっている。

現在、AppleはオンデバイスモデルベースのシリとGoogle Geminiを搭載したシリという二つのアプローチで開発を進めていると言われている。一部では、AppleがAI人材の確保に苦戦している状況を指摘しており、独自のAIシリ開発に失敗し、結局Geminiに依存せざるを得なくなる可能性もあるとの分析も出ている。

PhoneArenaなどの海外メディアは、Appleが完璧を追求し新製品発売を遅らせることが果たして賢明な戦略なのか、という根本的な疑問を提起している。Appleは近年、ソフトウェアアップデートの問題に悩まされてきた。過去には、iPad(M4)モデルを文鎮化させたiPadOS 18の問題が代表例だ。

最近ではハードウェアの問題まで浮上している。先月発売されたiPhone 17 Proでは、セルラー受信感度の問題に加え、耐久性の問題が指摘された。特に、新たに採用されたアルミシャーシは熱分散に優れている一方で落下衝撃に弱く、コズミックオレンジモデルでは変色によりデバイス外観がピンク色に変わる現象まで見られた。

こうした状況は、Appleが今すぐ解決すべき内部問題が山積していることを示唆している。業界では、Appleが技術的に実現困難な「世界最高の完璧な折りたたみスマートフォン」を目指すよりも、まずは製品を市場に投入し、段階的に改良を重ねるべきだという声が上がっている。

来年発売予定のApple主力戦略製品が、発売延期と性能懸念という難関に直面する中、Appleが次世代成長エンジン確保戦略の見直しに着手するかどうかが注目される。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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