
イスラエル軍が23日(現地時間)、再びレバノン東部および南部を空爆し、4人が死亡したと、レバノンの情報筋が中国の国営通信「新華社」に明らかにした。犠牲者の中には、ヒズボラの戦闘員2人も含まれているという。
報道によると、イスラエル国防軍は23日夕方、レバノン南部の内陸部にあるアラブサリム村の住宅を標的に空爆を実施し、2人が死亡、さらに2人が負傷した。
同日早朝、イスラエル国防軍は東部のバールベック市周辺を爆撃し、2人を殺害し、複数の負傷者が出たとレバノン国営通信NNAが報じた。
レバノン軍の情報筋によると、レバノン東部で殺害された2人は、ヒズボラの隊員であるモハンマド・ハイダル・ザチーニ氏とヒシャム・カリロ氏であることが確認された。
ヒズボラとイスラエル国防軍の戦闘は、2024年11月27日に停戦が成立し、ガザ戦争の一環として続いていた軍事衝突はほぼ停止した。
しかし、イスラエル国防軍はその後もレバノン国内に対して散発的に空爆作戦を継続しており、ヒズボラの脅威を理由に挙げている。
さらに、イスラエルはレバノン国境沿いに5か所の主要な軍部隊を依然として配置し、攻撃態勢を維持していると、レバノン国営通信「NNA」は報じた。















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