
高市早苗首相が米国のドナルド・トランプ大統領と就任後初の電話会談を行い、「日米同盟を強化することで一致した」と明かした。26日の読売新聞などによると、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議出席のためマレーシアのクアラルンプールに到着した高市首相は前日、トランプ大統領と電話会談を行ったという。
高市首相は記者団に対し、「(トランプ大統領に)日本は米国の対中戦略やインド太平洋地域戦略において極めて重要な国であることを伝え、自由で開かれたインド太平洋地域を共に推進していこうと話した」と述べた。また「日米同盟の強化が外交・安全保障分野で日本政府の最優先課題であることを伝えた」とし、「日米同盟をさらに高いレベルに引き上げることで意見が一致した」と語った。
トランプ大統領は会談中に安倍晋三前首相にも言及したという。高市首相は「トランプ大統領は私のことをよく知っていた」とし、「安倍前首相との思い出を語りながら、安倍前首相が私を非常に大切に思っていたことも知っていると言った」と述べた。そしてトランプ大統領を「非常に活気があり、愉快な人物だ」と評した。
アジア歴訪中のトランプ大統領も大統領専用機(エアフォース・ワン)内で行った高市首相との電話会談について「非常に良かった」とし、「高市首相は素晴らしかった。非常に友好的だった」と語った。
トランプ大統領は「高市首相は安倍前首相の非常に親密な同盟者であり友人だった。安倍前首相は私が最も好きな人物の一人だった」と回顧し、高市首相と会う前から親近感を抱いていたことを強調したと読売新聞は伝えた。
27日に日本を訪問するトランプ大統領は、28日に高市首相と会談する予定だ。トランプ大統領は「高市首相との会談を楽しみにしている」と述べた。















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