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英列車刺傷、“続行していれば大惨事”…機関士の判断が命救う

梶原圭介 アクセス  

引用:ニューシス
引用:ニューシス

走行中の列車で乗客に無差別に刃物を振るい、11人が負傷した「英列車内刺傷事件」で、さらなる犠牲を防いだ「隠れた英雄たち」の存在が次々と明らかになっている。

報道によると、『BBC』などが、事件当時に鉄道職員が容疑者の攻撃を食い止めようとして重傷を負った様子が、車内の映像に記録されていたと伝えている。

警察は詳細は明らかにしていないものの「当職員の行動は英雄的であり、疑う余地なく多くの人命を救った」と評価している。

身元は公表されていないが、この職員は命に関わる重傷を負い入院しており、負傷者11人のうち5人はすでに退院したものの、この職員のみ治療が続いているとされている。

事件は1日午後、ドンカスター発キングス・クロスに向かう『ロンドン・ノース・イースタン・レールウェイ』(LNER)の車内で発生した。ピーターバラ駅を出発した直後、容疑者が乗客に向かって無差別に刃物を振り回した。

目撃者の一人は「大きな刃物を持った男が、誰かれ構わず刺していた。血が飛び散り、人々は悲鳴を上げていた。逃げようとした乗客が転倒し、踏みつけ合うなど、まさに地獄のようだった」と当時の様子を語っている。

この混乱の中で、幼い少女を守ろうとした男性もいた。別の目撃者は「ある男性が少女を守ろうとして顔に深い傷を負った。まさに真の犠牲精神だ」と称賛している。

さらに「その日には本当に多くの英雄がいた。負傷者を手当てしたり、毛布やホッカイロを配ったりする人たちもいた」と振り返っている。

また、機関士の迅速な判断も被害拡大を防いだ要因とされている。

イラク戦争に従軍した経歴を持つ、アンドリュー・ジョンソン元英海軍上級曹長(機関士)は、事件直後に運行管理センターへ連絡し、列車を高速線から、救助がしやすいハンティンドン駅のある在来線側の線路に即座に切り替えた。

これにより救助隊が迅速に乗り込むことが可能となった。もしそのまま次の駅まで走行していたら、救助は10〜15分遅れていた可能性があるという。

ジョンソン機関士はテレビのインタビューで「自分のやるべきことをしただけだ」と謙虚に話し、「最も勇敢だったのは、今も病院で闘っている同僚だ」と語っている。

鉄道労組の関係者も「機関士は訓練どおりに正確に行動した。極めて厳しい状況下でも勇気と献身を示した」と称賛している。

LNERの最高経営責任者であるデイビッド・ホーン氏は「救急隊の迅速で専門的な対応に感謝する。今回の事件に深い衝撃と悲しみを覚えている。重体の同僚とその家族に心から寄り添いたい。勇敢に対応した機関士や乗務員にも感謝したい」と述べている。

警察は現場で身柄を確保した32歳の英国籍の男について、犯行動機などを調べていると発表している。また、共に拘束されていた35歳の男1人は関与していなかったことが明らかになり、聴取後に釈放されたとされている。

警察は「迅速に調査を進めており、他に容疑者はいない。現時点ではテロによる犯行とは見ていない」と説明している。

英国のシャバナ・マフムード内相は3日、下院で今回の事件に関する公式声明を発表する予定とされている。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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