メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「スポーツカーが翼を広げた!」XPENG、空飛ぶ車とAIロボットを公開 5年以内の商用化も視野

荒巻俊 アクセス  

  引用:小鵬汽車(シャオペン)
  引用:小鵬汽車(シャオペン)

今月の6日、小鵬汽車(シャオペン・XPENG)のX字ロゴが輝く中国広州市本社の展示館に入ると、ヒューマノイドロボット「IRON」が記者に近づいてきた。身長173cm、体重65kgのロボットは、ヘッドセットを装着したまま英語で自己紹介を始めた。IRONは「こんにちは、XPENGのAI体験展示館へようこそ。私はAIロボットのIRONです。本日は皆様のツアーガイドとしてこの展示館をご案内します。」と述べた。

挨拶を終えたIRONは、XPENGが独自開発したAI半導体「図霊(チューリング)」をはじめ、開発中のフライングカーの特徴、ヒューマノイドロボットの変遷などについて丁寧に説明した。共に展示館を見学していた海外メディアの記者たちは、IRONの説明を聞きながら次々と感嘆の声を上げた。ロボットの形をしているという点を除けば、人間が行っていた役割をスムーズにこなす姿から、XPENGの何小鵬会長が予告した未来を垣間見ることができた。

 引用:小鵬汽車(シャオペン)
 引用:小鵬汽車(シャオペン)

何会長は前日、広州市本社で開催された「XPENG AI Day」のイベントで、来年ヒューマノイドロボットの大規模量産に着手し、XPENG施設内でツアーガイド、販売アシスタント、案内係などとしてまず活用する計画だと明らかにした。当初、ヒューマノイドロボットは人間に代わって工場作業などに投入される可能性が高いとの見方があったが、彼は中国の低い人件費を考慮すると工場での使用にはコストが高すぎると付け加えた。

XPENGは先月の20日、広州天河スマートシティに新しい本社を開設し、本格的な稼働を開始した。創立11年を迎えたXPENGの第4世代本社は、未来の知能型電気自動車競争における戦略的拠点の役割を果たすと同時に、フライングカー、ヒューマノイドロボットなど総合AI企業への飛躍の中核拠点になると見込まれている。総合展示館がXPENGの全般的な事業状況を示しているなら、フライングカー展示場は先端技術が現実になる未来像を余すところなく示していた。

これまで開発してきたプロトタイプモデルからT1・X1・X2まで、実際に空を飛んで試験飛行を行った電動垂直離着陸機(eVTOL)が時系列で展示されていた。来場者は体験型フライングカーに乗り込み、記念撮影に夢中だった。XPENGの関係者はフライングカー「陸地航母」が来年から広州工場で量産され、顧客に提供される予定だと強調した。事前注文台数は5,000台、現在の年間生産量は1万台に達する。陸地航母は地上走行が可能な6輪駆動4人乗り車両に、飛行可能な2人乗りeVTOLが結合されたトランスフォーマー構造のモデルである。

 引用:小鵬汽車(シャオペン)
 引用:小鵬汽車(シャオペン)

前日、何会長が次世代フライングカーとして発表した「A868」も一角に展示されていた。直線主翼に2つずつ、V字型尾翼に1つずつ、合計6つのプロペラが付いており、自動車よりも飛行機やヘリコプターに近い姿だった。離着陸時はプロペラが上向きになり、巡航飛行時は前方を向くティルトローター方式を採用していた。

その隣には、屋根にプロペラが付いたスポーツカー形状の車両が展示され、大きな注目を集めていた。XPENGの関係者は「一体型フライングカー」と名付けられたこのモデルについて「究極的にXPENGが目指すフライングカーの姿を表している」と述べた。普段は自動車として利用し、必要に応じて屋根が開いてプロペラが出現し、すぐに空を飛べる形態だ。XPENGは5年以内に開発を完了し商用化することを目標としている。

XPENGはこの日、新たに移転した本社をメディアに初公開し、自社の技術が着実に実現されていると自信を示した。今年10月までの電気自動車販売台数が190%も急増し、上半期の売上高も132.5%増加するなど、爆発的な成長の中で本社移転は避けられなかったという説明も行った。XPENGは電気自動車だけでなく、フライングカー、ヒューマノイドロボットなどの事業を網羅する「AI総合企業」への飛躍を予告している。

 引用:小鵬汽車(シャオペン)
 引用:小鵬汽車(シャオペン)
荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[IT・テック] ランキング

  • 「AIに愛をささやかれ、銃を手に」米国で進む“チャットボット依存死”の狂気
  • AIが“週3.5日勤務”を現実に!?JPモルガンCEOが20年後の労働を予測
  • 【衝撃】東京→NY「たった60分」!? 1億円で宇宙を抜ける“地球横断旅行”が始まる
  • iPhone Air第2世代、「第2の目」で進化する?…“デュアルカメラ搭載説”浮上
  • AI覇権争い、アップルもグーグルに屈した?“Gemini”採用交渉が最終段階
  • 「中国が勝つ可能性も」ジェンスン・フアンCEO、米中AI競争で“規制の壁”を警告

こんな記事も読まれています

  • “これぞ本物”トヨタFJ60、時代を超えたレトロオフローダー誕生
  • トヨタの目覚めた獣、GRヤリスとカローラ…1.6ℓターボの「生命力」が吠える
  • 守られない“命のルール”、運転者の3人に1人が内容を知らず
  • 「突然の発火」その原因は?EVキャンプ安全点検マニュアル
  • 「生理なら、写真撮って証明せよ」…インドの大学で女性職員に衝撃の命令!
  • 「血と汗と涙で手に入れた」命の次に大事?女優ユ・イニョンが明かす愛用時計コレクション
  • パ生後1年で“仕事持ち”の娘…広告15本出演でパパ・ママも驚きの働きっぷり
  • 「時速120㎞、高さ60mでの恐怖!」ジェットコースターで安全ベルトが外れ…10代少女危機一髪

こんな記事も読まれています

  • “これぞ本物”トヨタFJ60、時代を超えたレトロオフローダー誕生
  • トヨタの目覚めた獣、GRヤリスとカローラ…1.6ℓターボの「生命力」が吠える
  • 守られない“命のルール”、運転者の3人に1人が内容を知らず
  • 「突然の発火」その原因は?EVキャンプ安全点検マニュアル
  • 「生理なら、写真撮って証明せよ」…インドの大学で女性職員に衝撃の命令!
  • 「血と汗と涙で手に入れた」命の次に大事?女優ユ・イニョンが明かす愛用時計コレクション
  • パ生後1年で“仕事持ち”の娘…広告15本出演でパパ・ママも驚きの働きっぷり
  • 「時速120㎞、高さ60mでの恐怖!」ジェットコースターで安全ベルトが外れ…10代少女危機一髪

おすすめニュース

  • 1
    パク・ジニョン、1年ぶりカムバック…社会人を慰める楽曲「Happy Hour」を発表

    エンタメ 

  • 2
    カン・ハヌル、『ひとりぼっちのプリンス』に出演…スーパースターのイ・グァンスの隣にライジングスター

    エンタメ 

  • 3
    ミン・ヒジンの「NewJeansは私がキャスティング」発言に、SOURCE MUSICが「契約当時の動画」を証拠提出し反論

    エンタメ 

  • 4
    ハハ♥ピョル、高級レストランで持論展開「芸能人でも豪華な食事はしない…この金額なら他を選ぶ」

    エンタメ 

  • 5
    ヘリはいたがリュ・ジュンヨルはいなかった…『応答せよ1988』10周年、俳優たちが一堂に集結

    エンタメ 

話題

  • 1
    「光を目指しつつも影を抱く」…映画『光輪』、東京国際映画祭で最優秀作品賞の快挙

    エンタメ 

  • 2
    キム・ヨナの夫コ・ウリム、「三大泥棒」認定!「僕ほど良い結婚をした人はいない」

    エンタメ 

  • 3
    イ・ジヌク、口ひげ&顎ひげで180度大変身…「別人みたい」と話題に

    エンタメ 

  • 4
    チェ・ウシク♥チョン・ソミン、ついに顔合わせか…80周年祝賀パーティー会場を訪問、会長と一対一の対面へ

    エンタメ 

  • 5
    「サッカー界の英雄」ベッカム氏、英王室からナイト爵位授与!メダルを受領の瞬間、流れたのは“あのBGM”

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]