
米軍が空母打撃群をカリブ海に配備したところ、ベネズエラが大規模な軍事訓練に乗り出したとCNNが11日(現地時間)に報じた。
米海軍はこの日、「最新鋭原子力空母『ジェラルド・フォード』を中核にするをカリブ海に投入した」とし、「我々はこの地域で既に麻薬組織に対して軍事作戦を実施している。フォード空母打撃群は作戦をさらに容易にする」と強調した。
この地域には軍艦8隻、原子力潜水艦、F-35戦闘機などが既に配備されているという。フォード空母は世界最大の空母であり、2017年に就役した最新型空母でもある。
米国のドナルド・トランプ大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が麻薬犯罪組織を保護していると批判した。続いて米政府がマドゥロ政権を覆す目的で、様々な軍事オプションを検討しているという報道が出ると、ベネズエラ政府は強く反発し、退かない姿勢を示した。
ベネズエラのウラジーミル・パドリノ・ロペス国防相はこの日、米国帝国主義の脅威に対抗するため、予備軍訓練を12日まで実施すると明らかにした。彼は「今回の訓練はマドゥロ大統領が直接指示した。我々は指揮、統制、通信システムを最適化し、国家防衛を保証する」と述べた。















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