
ウクライナがロシア南部前線の一つであるザポリージャの主要激戦地から撤退したと、ウクライナ・メディアの「キーウ・インディペンデント」が11日(現地時間)に報じた。
ウクライナ南部司令部のウラディスラフ・ヴォロシン報道官は「ウクライナ軍はザポリージャ内の軍事的要所5か所から撤退した」と述べ、「ロシアが我々に対して強力な攻撃を加えており、我々のすべての隠れ家と防御システムは破壊された。状況は非常に厳しい」と語った。
さらに「ロシア軍は悪天候を利用してオートバイなどを活用した小規模ゲリラ戦を展開している」とし、「それに対してウクライナ軍は天候のせいでドローン(無人機)などを活用できていない」と付け加えた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も最近、気象条件がロシア軍に有利で状況が厳しくなっていると訴えた。彼は「ロシアは最近、航空偵察能力が低下する濃霧など不利な気象条件を利用している」とし、「彼らは南部ザポリージャへの侵入作戦を強化している」と伝えた。
ウクライナはザポリージャの州都であるザポリージャ市を占有しているが、ザポリージャ州の70%近くをロシアに奪われた。














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