
米国の歴代最長の政府閉鎖(一時的な業務停止)を終結させるためのつなぎ予算案が、12日(現地時間)に議会を通過する見込みの中、米国のドナルド・トランプ大統領は法案通過時の当日夜に最終署名する方針だとホワイトハウスが明らかにした。
Newsisの報道によると、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は同日の定例ブリーフィングで「トランプ大統領は(法案に)署名し、この破壊的な民主党の政府閉鎖をついに終わらせることを期待しており、我々は今夜遅くに署名が行われることを望んでいる」と述べた。
米上院は10日、賛成60票、反対40票でつなぎ予算案を可決し、下院は同日中に上院の合意案について採決を行う予定だ。下院の最終採決は同日の午後7時に行われる見込みで、与党の共和党主導で可決されると予想される。その後、トランプ大統領が法案に署名すれば、43日間続いている政府閉鎖も終結する。
米民主党は今年満了する「オバマケア(ACA)」補助金の延長を要求し、共和党がこれを頑なに拒否したため、歴代最長の政府閉鎖が発生した。両者の主流の立場に変化はなかったが、上院の穏健派民主党議員8人が共和党と手を組み、合意案が策定された。
レビット報道官は「民主党がこの無謀な政府閉鎖で引き起こした被害は、決して忘れてはならない。これは全くもって民主党の責任だ」と非難した。さらに、今回の政府閉鎖により第4四半期の経済成長率が2%ポイント下落する可能性があるとの推計を挙げ、10月の消費者物価指数(CPI)と雇用報告書が永久に公開されない可能性があると付け加えた。
















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