
29日(現地時間)、米国の無人機(ドローン)1台がイエメン中部マアリブ県でオートバイに乗っていた2人を爆撃し、殺害した。この2人はアルカイダの要員であるという容疑にかけられている青年たちだと県政府の安全情報筋が海外メディアの記者らに伝えた。
Newsisの報道によると、新華社によれば、この情報筋は名前を明かさないことを前提にこの青年たちがこの地域出身だと述べたが、彼らの名前などの詳細情報は明らかにしなかったという。今回の攻撃はイエメンで対テロ作戦が進行中の時点で行われた。この場所では米国軍の無人機が定期的にアルカイダなどの武装団体に所属する疑いのある個人をターゲットに攻撃を行っている。今回の無人機事件について米国も、国際的に認められたイエメン政府も何の公式発表もしていない。
イエメン中部のマアリブ県は、石油埋蔵量が豊富な戦略的要衝地で、イエメン政府が支配している。2014年にイエメン内戦が始まって以来、この地域ではアルカイダとフーシ派が共に支配地域を拡大するために戦闘を繰り広げてきた。マアリブ県は最近、武装勢力がこの地で混乱を引き起こすために軍事作戦を強化するという情報を受け、安全対策を強化していると明らかにした。
















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