
米国のドナルド・トランプ大統領は、欧州を「心弱い者たち」が指導者として率いる衰退国家群だと再び蔑んだ。Newsisの報道によると、9日に公開されたオンライン・メディア「ポリティコ」とのインタビューでの発言で、4日前に米国が公開した「新・国家安全保障戦略(NSS)」で欧州が構造的支援を必要とするほど崩壊しつつあるという診断と一致するという。
トランプ大統領は、対談で欧州の指導者たちについて語る中、彼らを弱いと見なしており、民主的・進歩的価値に気を遣う「政治的正しさ」の態度が原因だと批判した。さらに、何をすべきか分かっていないようだとし、欧州は進むべき道を見失っていると述べた。その上で、移民の受け入れを断固として阻止してきたハンガリーとポーランドを称賛した後、欧州全体については審査も検証もせずに人々の入国を許可していると非難した。
欧州各国の指導者たちの反発にもかかわらず、トランプ大統領は欧州の選挙に関連して自身が支持する指導者たちを公然と後押しする構えを示した。欧州は移民のために今よりもはるかに弱体化すると警告し、その理由として入国者たちが全く異なるイデオロギーを持っていることを挙げた。欧州の国々は不法入国者を追放すべきだと繰り返し強調した。移民問題に続いて、欧州は政治的正しさ(進歩的意識)のために弱体化したとトランプ大統領は強く主張した。
トランプ大統領は、ウクライナ和平交渉における欧州の関与で成果が上がる可能性を極めて低く見ていた。彼らは口先だけで何も生み出さず、戦争はただ延々と続いているという見方だ。














コメント0