
イスラエルがイスラム組織ハマスの最高司令官を殺害した。Newsisの報道によると、13日(現地時間)のタイムズ・オブ・イスラエルなどによれば、イスラエル国防軍(IDF)は同日の午後、ガザ市での空爆でハマスの幹部ラード・サード氏を殺害したと発表したという。
パレスチナのメディアは、ハマス支配地域内の海岸沿いの道路を走行中の車両が攻撃を受け、これにより4人が死亡し、20人以上が負傷したと報じた。IDFが公開した空爆映像には、1台の車両を標的攻撃する様子が映っていた。サード氏はハマス軍事部門の兵器製造本部の責任者で、2023年10月7日のイスラエル奇襲攻撃を主導した人物の一人だ。ハマス指導者のイズ・アルディン・ハダド氏に次ぐナンバー2として知られていた。
IDFは、サード氏は最近数か月間ハマス軍事組織指導部の中核的人物であり、ハマスの休戦協定違反に直接的な責任を負っていると述べ、休戦期間中にガザでの武器生産が継続されるよう主導したと説明した。イスラエルは今回の空爆がハマスの休戦違反に対する対応措置だと主張した。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエル・カッツ国防相は共同声明を発表し、今回の攻撃が数時間前にガザ南部で爆発物により兵士2人が負傷したことへの対応だと明らかにした。
IDFは別の声明で、最近数週間ハマスのテロ組織がIDF兵力を標的に爆発物を使用するなどテロ攻撃を繰り返し試みた事実が確認されたとし、今朝発生した事件のように露骨に協定を違反する行為だと非難した。パレスチナ保健省によると、休戦発効後イスラエルの空爆と銃撃でパレスチナ人少なくとも386人が死亡したという。アクシオスは、イスラエルが空爆前に米国に事前通報しなかったと伝えた。ガザ地区の休戦はドナルド・トランプ米大統領主導で10月に開始された。













コメント0