
日本のあるビールメーカーが来年から本格的に人工知能(AI)を活用してビールを生産するというニュースが伝えられた。
「ニューシス」の報道によると、13日「共同通信」の報道で、キリンビールを系列会社に持つ日本のキリングループの持株会社キリンホールディングスが自社のAIを利用したビール生産を進めているという。
AIは味覚、嗅覚など人間の感覚に関連する分野で味を作る様々な要素を考慮し、望ましい味に適した材料を見つけ出し提案する役割を果たす。
ビールの味は様々な材料の組み合わせによって決まる。これまでは重要な材料とバランスを把握するのは容易ではなく、主に担当者の経験に依存するのが現実だった。
報道によると、キリンビールは来年3月以降から順次、反映していく計画だ。AIを組み合わせることで開発の正確性、速度も向上できると期待されている。
キリンビールは蓄積された成分データと最近20年間の消費者のサンプル調査結果を基に自社AIを開発し、このAIはどの材料が味にどのように影響を与えるかを定量化できるという。
以前、消費者を対象にサンプルテストを実施した結果、2回ともAIの活用は非常に肯定的に評価されたと伝えられた。
一方、キリンホールディングスは昨年8月に「CoreMate(コアメイト)」という名前のAI役員を導入し話題を呼んだ。これはマイクロソフト(MS)、グーグルなどが提供するAIモデルを基にキリンホールディングスが独自に開発したシステムだ。
過去の会議録や外部情報などを学習した後、マーケティングや法務などの各分野を担当する12の「仮想人格」が会議の議題について経営陣に論点を提示したり意見を提案する方式で機能する。















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