
ウクライナ北東部の戦略的要衝であるハルキウ州クプヤンシクの支配権を巡り、ウクライナ軍とロシア軍が激しい攻防戦を続けている。Newsisの報道によると、ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官は17日(現地時間)に開かれたウクライナ防衛コンタクトグループの会議で、「積極的な捜索・攻撃作戦によりクプヤンシクでロシア軍を撃退し、現在ほぼ90%を掌握している」と明らかにしたという。
クプヤンシクはハルキウから東へ約104km離れた主要な兵站拠点で、2022年の侵攻初期にロシア軍に占領されたが、同年9月にウクライナ軍が奪還した地域だ。しかし、その後もロシアの攻勢が続き、最近再び激戦地になっている。実際、9月末からはロシア軍の砲撃と妨害行為が続き、民間人の出入りが制限されている状況だ。
ロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相はこの日、テレビ中継された軍事会議で、ウクライナ軍がクプヤンシクで反撃を試みたが失敗したと主張した。ベロウソフ国防相はまた、ロシア軍が今年に入って昨年より約33%多くの領土を占領したとし、空襲によりウクライナの電力生産能力を半減させたと述べた。ロシアは現在、ウクライナ全土の約19%を支配していると主張している。















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