
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は21日(現地時間)に8万トン級の原子力空母を新たに建造する計画を承認したと発表した。Newsisの報道によると、AFP通信と新華社などによれば、マクロン大統領はこの日、アラブ首長国連邦(UAE)訪問中にフランスの駐留部隊を訪れ、このように伝えたという。
マクロン大統領は新しい空母がフランス海軍の主力である原子力空母「シャルル・ド・ゴール」を代替すると説明した。シャルル・ド・ゴールは米海軍を除けば世界で唯一の原子力空母で、10年以上にわたる建造過程を経て2001年に就役した。
マクロン大統領は「2件の軍事計画法に基づき、徹底的かつ総合的な検討を経てフランスに新しい空母を配備することを決定した」と述べ、「空母の新規建造に着手する最終決定は今週に下された」と語った。彼は「力の論理が支配する時代に恐れの対象になるよう抑止力を備えるには強くならなければならない」と強調した。
フランスは2018年以来、シャルル・ド・ゴールの代替計画に関する検討を開始した。マクロン大統領は今回の公式着手により、事業に必要なすべての契約を締結できるようになったと発表した。新しい空母は排水量約8万トン、長さ310m程度で、排水量4万2,000トン・長さ261mのシャルル・ド・ゴールを大きく上回る。乗組員は約2,000人で、戦闘機30機を搭載できる。
排水量10万トンを超える米海軍の超大型空母11隻には及ばないが、現在この規模の空母を運用している国は中国と英国のみで、これらの空母はすべて従来型動力方式だ。ル・フィガロ紙は新しい空母がシャルル・ド・ゴールを代替し、2038年に就役する予定だと伝えた。













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