ロシア、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の前向きな対話直後に「プーチン大統領公邸攻撃」を主張
ウクライナは証拠が示されていないとして「交渉の転覆を狙う手口だ」と反発

欧州の首脳らは30日、米国主導で進むウクライナ戦争の停戦案をめぐり、オンラインで協議する。
これに先立ち、今月14日と15日にはドイツ・ベルリンで、ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領が出席し、米国のスティーブ・ウィトコフ特使と、ドナルド・トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏も同席する形で、欧州主要国の首脳が停戦案を長時間議論した。
その後、米フロリダ州で米国とウクライナ、米国とロシアの協議がそれぞれ別途進められ、28日にはフロリダのマール・ア・ラーゴでトランプ大統領とゼレンスキー大統領が3時間あまり会談した。トランプ大統領は会談後、和平実現はこれまでになく近づいたとの見方を示した一方、領土問題など核心的な争点が依然として障害になっているとも言及した。
ところが会談から数時間後、ロシア側は、ウクライナがロシア北西部にあるプーチン大統領の公邸を長距離ドローン91機で攻撃したと主張した。ウクライナ側は、交渉が進展しかけた局面でロシアが虚偽の主張で情勢を揺さぶり、交渉を壊そうとしていると反発している。
トランプ大統領は29日、プーチン大統領から電話でこの件を伝えられたとした上で、好ましくない出来事だなどと述べ、ロシア側の主張を念頭に置いた発言を行った。
停戦と和平に向けて「合意は目前だ」との見方が示される一方で、当事者間の不信が再び強まり、交渉が原点に戻る可能性も取り沙汰されている。
ウクライナ側は、ロシアが「モスクワの北西約400キロにあるノブゴロド州の大統領公邸が攻撃された」と主張しながら、攻撃を裏付ける証拠を提示していないと指摘し、交渉を妨害するための情報戦だと批判している。
















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