
1776年7月4日の独立宣言とともに始まった米国が今年、建国250周年を迎える。米国はイギリスの植民地だった13州がアメリカ独立戦争(1775~1783)を経て自由と民主共和制を掲げる連邦政府を樹立し、1787年の憲法制定で国家の基盤を固め、今日の世界超大国へと成長した。「MAGA(アメリカを再び偉大に)」を叫ぶドナルド・トランプ大統領は、この偉大な歴史を振り返り、国民の愛国心を高める記念事業とイベントが1年間続くことを予告した。トランプ氏は以前「建国250周年の7月4日に世界最大規模の誕生日パーティーを開き、皆が生涯経験したことのない時間を作る」と述べており、そのためにホワイトハウス内に専任タスクフォース(TF)も設置した。議会が超党派合意を経て配分した関連予算は1億5,000万ドル(約234億7,593万円)を超える。
建国250周年記念行事は大晦日にワシントンD.C.を象徴する記念塔に特別な照明が点灯し、ニューヨーク・タイムズスクエアのイベント、「ボール・ドロップ」で重さ5.6トンのクリスタルボールが夜空を彩ることで始まる。1月1日0時に2026年を迎える最初のボール・ドロップが行われた後、0時4分にクリスタルボールが星条旗を象徴する赤・青・白に点灯し、数字の「250」が刻まれ、降下し広場を明るく照らした。

1年間続く記念行事の中で最も注目を集めるのは、6月14日にホワイトハウスのサウス・ローンで行われるUFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)試合だ。ホワイトハウス内部で総合格闘技の試合が行われるのは史上初のことであり、それ自体がかなりの話題を呼ぶことになるだろう。UFCレジェンドのコナー・マクレガー氏は「私も参加させてほしい」と言っていた。格闘技愛好家のトランプ氏は前回の大統領選挙の時から機会があるたびにUFCの試合会場を訪れていた。
6月25日から7月10日までワシントンD.C.では「偉大なアメリカの州博覧会」が開催され、50州の歴史と文化が紹介される。7月3日にはエイブラハム・リンカーンなど米国を代表する4人の大統領を彫刻したサウスダコタのラシュモア山では花火が予定されており、7月4日はワシントンD.C.のナショナル・モール一帯で大規模な軍事パレードが行われ、250周年記念行事の頂点を飾る。

このほかにも1月4日にはニュージャージーでは独立戦争の不利な戦況を覆す決定的な転機となった、ジョージ・ワシントン将軍の「プリンストンの戦い」を再現する行事もある。秋には各州を代表する高校生が参加する体育大会「パトリオット・ゲームズ」を4日間の日程で開催する予定で、これには性転換選手の参加は許可しない方針だ。トランプ氏は「女性スポーツに男性選手が参加することは絶対にない」と述べた。
建国250周年を契機に、都市の外観に変化をもたらす大型建築プロジェクトも進行する。トランプ氏はフランス・パリの凱旋門を模した「ワシントン凱旋門」建設計画を表明した。ワシントンD.C.が「主要な西側諸国の首都の中で、唯一凱旋門がない都市」との建築評論家の提案にトランプ氏の心が動かされたという。また初代大統領ワシントンから科学者アルベルト・アインシュタイン、黒人公民権運動に尽力したマーティン・ルーサー・キング牧師、iPhoneを開発したAppleの創業者スティーブ・ジョブズなどアメリカの歴史的重要人物250人の彫刻を展示する「アメリカ英雄国立庭園」も設立される予定だ。
















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