
ドナルド・トランプ米大統領は、来年度の国防予算を1兆5,000億ドル(約235兆円)に大幅増額する構想を明らかにした。現行の国防予算から5割以上の増額となる。
トランプ大統領は7日(現地時間)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、「上下両院の議員や閣僚、政界関係者と長く困難な交渉を重ねた結果、とりわけ厳しい時代に米国の利益を守るため、2027年の国防予算は1兆ドル(約157兆円)ではなく1兆5,000億ドル(約235兆円)であるべきだと判断した」と述べた。
この国防費増額についてトランプ氏は、「長年にわたり享受すべき『夢の軍隊』を構築し、いかなる敵に対しても米国の安全保障を守るためだ」と説明した。
先月18日に署名された2026会計年度(2025年10月~2026年9月)の国防権限法(NDAA)に盛り込まれた国防予算は9,010億ドル(約142兆円)で、今回の構想は約6,000億ドル(約94兆円)の上積みを意味する。
トランプ氏は、巨額の国防費増額の財源として自身の関税政策を改めて強調した。「過去に前例のないほど米国を搾取してきた多くの国々からの莫大な収入がなければ、国防予算は1兆ドル(約157兆円)水準にとどまっていただろう」とした上で、「しかし、史上最悪だった『眠そうな』ジョー・バイデン政権の時代には想像もできなかった関税と、それによる巨額の歳入のおかげで、1兆5,000億ドル(約235兆円)という数字は十分に達成可能だ」と主張した。
さらに「比類なき軍事力を生み出すと同時に、債務を返済し、中間層の愛国者たちに相当な還元を行う能力も手に入れた」と付け加えた。
トランプ大統領は最近、ニコラス・マドゥロ大統領の拘束作戦に先立ち、カリブ海一帯に大規模な米軍戦力を展開して圧力を強めており、現在もその配備を維持している。
また、デンマーク自治領グリーンランドの編入に意欲を示し、米軍の活用を選択肢の一つとして公然と取り上げてきた。ベネズエラと同様に左派政権が政権を担うコロンビアに対しても、軍事行動の可能性を示唆している。
















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