
デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は11日(現地時間)、グリーンランド併合への野心を示す米国が北大西洋条約機構(NATO)を見捨てる可能性があるとして、デンマークは「運命の瞬間」に直面していると述べた。
「Newsis」の報道によると、英紙「ガーディアン」は、フレデリクセン首相がこの日開かれた政党代表討論会で、自国が「重大な岐路に立っている」と強調したと伝えた。
この発言は、米国・デンマーク・グリーンランドの三者会談を控える中で出たものだ。 デンマークのラース・ルッケ・ラスムセン外相、グリーンランドのヴィヴィアン・モッツフェルト外相、マルコ・ルビオ米国務長官は今週会談する予定となっている。
フレデリクセン首相は「米国が同盟国を脅かし、背を向けてNATO協力を放棄するなら、それはこれまで経験したことのない事態であり、すべてが中断されるだろう」と強く批判した。
トランプ大統領は9日、「彼らが望もうと望むまいと、措置を取る」と述べた。また「交渉で容易に解決したいが、それができなければ、より困難な方法でも実行する」と語り、買収などの手段を検討する一方で、軍事的手段の行使も排除していない姿勢を示した。
これに対し、グリーンランド自治政府の首相と主要4政党の代表は共同声明を発表し、「我々はアメリカ人でもデンマーク人でもなく、グリーンランド人でありたい」とした上で、「グリーンランドの将来はグリーンランド人自身が決定すべきだ」と強調した。
フレデリクセン首相は当日の討論会で、約1年前にトランプ大統領と電話会談を行って以降、グリーンランド問題について直接協議したことはないと明らかにした。
その上で「米国の政治的現実の中で自国の立場を貫くため最善を尽くしている」としつつ、「グリーンランド問題では断固とした態度を取らなければならない」と訴えた。
さらに「我々の時代には、正しいか誤っているかのいずれかを選ばなければならない試練が幾度も訪れる。今がまさにその一つだ」と付け加えた。
















コメント0