
韓国のイ・ジェミョン大統領は、13~14日の訪日を前に12日に公開されたNHKとのインタビューで、「日本産水産物の輸入」について、「日本との『CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)』加盟のための協力を得るためには重要な議題だ」とし、「積極的に議論すべきテーマだと考える」と述べた。
Newsisの報道によると、イ大統領はこの日のNHKとのインタビューで「現状では韓国国民の感情的な問題、また信頼の問題を解決しなければならないため短期的には難しい」としつつも、「長期的には解決すべき問題だ」と語ったという。日本産水産物に対する輸入規制は福島第一原子力発電所事故が発生した2011年から実施中だ。
13~14日の1泊2日でイ大統領は高市早苗総理の故郷である奈良県を訪問する。13日に開催される日韓首脳会談では、知的財産権保護や人工知能(AI)など未来産業分野をはじめ、スキャムなど国境を越える犯罪への対応、社会問題解決のための人的交流拡大策、さらには「長生炭鉱水没事故」など過去の問題に関する協力が議論される予定だ。
イ大統領は「韓国と日本は価値と志を共にするという点が非常に重要だ」とし、「お互いの不足している点を補い合い、また競争しながらも協力できる分野が非常に多いので、共通点をもっと見つけていくと良い」と語った。続けて「過去を直視しつつ、協力すべき部分は協力しながらお互いに手を取り合って未来に向かって共に進もう、これが日本国民にぜひ伝えたい言葉だ」とし、「お互いに助け合う関係で誤解と対立を最小限にしながら未来志向の協力的な関係に進もうというのが自身の立場だ」と述べた。
また、韓国外交安全保障の二つの柱の一つと述べていた「日米韓協力」にも言及した。日中関係には介入しないという立場を再確認した。イ大統領は「実際に重要な問題は安全保障分野かもしれない。日米韓安全保障協力という基本軸があるため、それに合わせて安全保障協力を進めていかなければならない」とし、「敏感な問題は敏感な問題として、また特に問題がない分野は協力していかなければこの複雑な状況をうまく打開できないと考える」と語った。
中国と日本が対立している状況について、「中国の習近平国家主席は台湾問題に対する日本側の立場について非常に良くない考えを持っていることは明らかだ」としつつも、「自身としてはそれは中国と日本の問題であり、韓国が深く関与したり介入する問題ではないと考える」と述べた。イ大統領は「韓国にとって中国と同じくらい日本との関係も重要だ」とし、「北東アジアの平和・安定の観点からは中国と日本の対立と対決は望ましくないため、両国間の対話を通じて円満に解消されることを期待する」と語った。
昨年、韓国・慶州で開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議(10月)、G20南アフリカサミット(11月)で会った高市総理についてイ大統領は、「韓国との関係で最も保守的な立場を取っていると聞いていたが、直接会ってみると非常に人間的でエネルギッシュな情熱にあふれた人物だ」とし、「特別な後ろ盾なしに政治的に成功した人物なので共感できる点も多かった」と評価した。
高市総理が日朝首脳会談を推進すると明らかにしたことについては、「積極的に支持し支援する」と強調した。イ大統領は、「日本と北朝鮮が対話し、必要であれば国交を結ぶ関係に発展するのが良いと考える」とし、「それが可能になるよう韓国は状況を整える役割を今後果たしていくつもりだ」と述べた。
















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