子供の紹介書を直接書いてくる親たち
年齢・職業など希望条件を交換
結婚相手を探す「相親角(シャオチンジャオ)」が盛況
20、30代「生きるだけでも大変なのに
結婚+育児は考えるだけで疲れる」

「新郎候補、探していますか?」
現地時間1月22日午後、北京市中心部の中山公園。両腕に「息子紹介書」を抱えた中年女性が声をかけてきた。年齢を聞き、仕事、親の居住地、親の経済活動の有無などを詳しく尋ねた。「相親角」に来ていたのだ。「相親」は見合いを意味し、「角」は隅を指す。子供を結婚させたい親たちが集まり、子供の代わりに見合いを進める場所ということだ。毎週木曜と日曜に開かれている。
約200mの通りに集まった中年の男女は、それぞれ子供の紹介書を持っていた。大きく印刷した紹介書を首にかけている人もいれば、寒い中、ラミネートした「息子紹介書」、「娘紹介書」を地面に置き、近くの暖かいスーパーで待機している人も多かった。地面に並べられた数百枚の紹介書には年齢、職業、身長、戸籍などが記され、希望する相手の条件も書かれていた。写真付きのものも多く、「親は国営企業幹部退職。扶養義務なし」といった記載もあった。
約1年前から毎週参加しているという中年女性は、「息子がIT業界で働いている。仕事が忙しすぎて恋愛できないので、私が代わりに嫁候補を探している」と話した。最近の厳しい中国経済のせいで、若者が恋愛や結婚を避けているのではないかという質問に、彼女は「そうではない。自分に合う人にまだ出会っていないだけだ」と答え、「子供を産み育てる幸せを感じられないのは残念だ」と付け加えた。
しかし、中国の若者の考えは異なるようだ。北京旅行中に中山公園を訪れた山西省出身の20代男性は、「結婚にはお金が必要だが、それがない。ただでさえ生活が苦しいのに、他人と暮らし、子育てをすることを考えるだけで疲れる」と語った。中国国家統計局によると、中国の結婚件数は2013年の1,347万件から2024年には610万件に半減し、統計開始以来最低を記録した。
結婚しても、子供を複数持つことに大きな負担を感じているのが現状だ。1人の子供を育てている30代女性に2人目の予定を尋ねると、「子供1人にかかる費用が多すぎる。3人家族で生活するのも厳しいのに、もう1人産むのは大きな挑戦だ」と答えた。中国育媧人口研究の報告によると、中国で子供を18歳まで育てる費用は1人当たりのGDPの6.3倍で、韓国(7.79倍)に次いで2番目に高い。米国(4.11倍)、フランス(2.24倍)、豪州(2.08倍)などの主要国と比べると、2〜3倍高くなっている。
















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