
ロシアは、ウラジーミル・プーチン大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の会談を拒まない一方、結果を導ける会談でなければならないと、現地時間28日に強調した。タス通信が報じた。
ユーリ・ウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)は、ロシア国営放送の記者パベル・ザルビン氏の取材に対し、ロシアはプーチン大統領とゼレンスキー大統領の接触を「絶対に拒否しない」と述べた上で、会談は綿密に準備し、具体的で前向きな成果を出すことに焦点を当てるべきだとの考えを示した。
さらにウシャコフ補佐官は、ゼレンスキー大統領が会談に真剣に備えているのであれば、プーチン大統領がモスクワに招く用意があると、これまで何度も言及してきたと説明した。その上で、安全確保と、必要な作業環境を保証すると付け加えた。
プーチン大統領は昨年9月、中国訪問を終えた記者会見で、モスクワでロシア・ウクライナ首脳会談を開く案を提示した。しかし、ゼレンスキー大統領はこれを拒み、プーチン大統領がキーウに来るよう逆提案している。
ウシャコフ補佐官は、首脳会談の問題が、プーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領の電話協議でも取り上げられたと明らかにした。これについて、ロシア側にとって新しい話題ではなく、両首脳の電話協議で繰り返し議論されてきたとしたうえで、トランプ大統領が「その可能性を検討するよう」ロシア側に提案したとも語った。
23日と24日には、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで、米国が用意したウクライナ和平案をめぐり、米国・ロシア・ウクライナが3者協議を行った。これを受け、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の会談の可能性も改めて取り沙汰されている。
ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、このアブダビでの3者協議が、暫定的に来月1日に再開される予定だと確認した。
また、米国の仲介で2つの平和条約が締結されるとのウクライナ側の主張に対しては、「いかなる文書の一覧も議論していない」と述べた。さらに、交渉は非常に敏感なテーマを扱う複雑な対話だとした上で、特定の細部を公の場で論じることは交渉の妨げになると強調した。
















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