
米国のドナルド・トランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の基準金利据え置き決定に対しジェローム・パウエルFRB議長を猛批判した。
Newsisの報道によると、トランプ大統領は29日(現地時間)、SNSの「トゥルース・ソーシャル」に「『遅すぎる』パウエル議長がまた金利引き下げを拒否した。それも金利をこれほど高く維持する理由が全くないにもかかわらずだ」と投稿したという。さらに「彼は我が国と国家安全保障を害している」とし、「この愚か者でさえインフレはもはや問題でも脅威でもないと認めている今、我々は金利を大幅に引き下げるべきだ」と主張した。
大規模な関税政策で財政収入を得ているため、金利を引き下げるべきだという論理も展開した。トランプ大統領はパウエル議長が金利引き下げを拒否し、「全く不要で不当な利子コストで米国に年間数千億ドルの損失を与えている」とし、「関税で流入する膨大な資金のおかげで我々は世界のどの国よりも低い金利を適用されるべきだ」と主張した。
また「私は世界中の国々に非常に親切で寛容に接してきた。ペンを一振りするだけで数十億ドルが米国に入ってくるだろう。これらの国々は米国に頼るのではなく、昔のように自力で稼がなければならない。私は彼らが我が国のしてきたことに感謝することを望む」と付け加えた。
FRBは27~28日に今年初の米連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議を開催した後、基準金利を3.50~3.75%に据え置いた。パウエル議長は記者会見で「FRBの目標を支援するために政策金利を現状維持することを決定した」とし、「現在の金融政策スタンスが最大雇用と2%のインフレ率という二大目標に向けた進展を図るのに適切だと判断する」と説明した。
トランプ大統領がFRB議長に対して露骨な非難を浴びせるのは特に目新しいことではない。彼はパウエル議長が大規模な金利引き下げ要求を受け入れないと、昨年早々に次期議長人選に着手した。ただし、近く発表するという数々の予告にもかかわらず、いまだに人選を確定できていない。
















コメント0