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「米国を待たない世界」──トランプ時代に耐えきれず、英国が中国と“戦略的距離ゼロ”に踏み出した

梶原圭介 アクセス  

引用:YouTube
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英国首相として8年ぶりに中国を訪問したキア・スターマー首相は29日、習近平中国国家主席と会談した。ドナルド・トランプ米大統領の就任後、対米外交で共に困難に直面している両首脳は長期的で安定した協力関係を築くことを約束した。

AP通信によると、スターマー首相は習主席との首脳会談後「英国と中国は長期的で一貫性があり、包括的な戦略的パートナーシップを構築すべきだという点をこれまでも明確にしてきた」と述べたという。また「中国は国際舞台で重要な存在だ」とし「協力の機会を見極めると同時に、意見が一致しない分野についても意味のある対話を行える、より洗練された関係を築くことが重要だ」と語った。会談は当初40分の予定だったが、実際には1時間20分にわたり行われたと英紙ガーディアンは伝えている。

習主席は「複雑に絡み合う現在の国際情勢の中で、国連安全保障理事会常任理事国であり主要な世界経済国でもある両国が対話と協力を強化すべきだ」と述べ、英中関係が新たな局面を迎えていると強調した。

これまで英中関係は中国による香港への統制強化やウクライナ戦争をめぐる問題などを背景に、悪化の一途をたどってきた。英国政府が長年保留してきた末に最近承認したロンドン中心部の大規模中国大使館建設計画についても「首都の真ん中に『スパイ要塞』を建てるようなものだ」との批判が出るなど、中国に対する英国内の見方は厳しかった。

それでもスターマー首相は、対中関係改善を通じた「実用外交」によって自国経済の活路を探る姿勢を示している。今回の訪中にはピーター・カイル企業通商相やルーシー・リグビー財務省経済担当副大臣のほか、英国の主要企業のCEOらが同行したとAP通信は伝えた。

一方、中国にとって英国は主要10カ国の貿易相手には入っていないものの、米国と欧州の緊張が高まる中で米国の「同盟国」とされる英国に近づく好機を得たとガーディアンは評価している。最近では、トランプ大統領が英国によるインド洋チャゴス諸島のモーリシャス返還決定をめぐり、皮肉交じりの批判を浴びせたこともあった。

梶原圭介
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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