
米国の仲介でロシアによる厳寒期エネルギー施設攻撃は一時停止されたものの、通勤バスや病院など都市部の民間施設を狙ったドローン攻撃は続いている。
1日(現地時間)AFP通信やロイター通信などによると、ウクライナ中部ドニプロペトロウスクでエネルギー企業DTEKの通勤バスがロシアのドローン攻撃を受け、15人が死亡、7人が負傷したという。バスには勤務を終えた鉱山労働者が乗っていたという。
前日の夜にも、同地域でロシアのドローンが住宅地を直撃し、2人が死亡した。住宅3棟と車1台が損壊したとされている。
南部ザポリージャ地域では産婦人科の病院が2度にわたり攻撃を受け、子ども1人を含む9人が負傷した。
最前線でもロシアとウクライナの交戦が報告されている。

ロシア国防省はこの日、ウクライナ北東部ハルキウ地域の2か所を制圧し、インフラ施設を攻撃したと発表した。
両国は米国の仲介を受け、厳寒期エネルギー施設攻撃を一時的に停止しているが、都市部や前線での攻撃は続いており緊張緩和には至っていない。
ウクライナ当局によると、ロシアは過去1週間で攻撃用ドローン980機以上、誘導航空爆弾1,100発、ミサイル2発をウクライナに向けて発射したという。1月の1か月間では攻撃用ドローン6,000機以上、誘導航空爆弾5,500発、ミサイル158発が使用された。
ウォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領は同日、SNSに「ロシアの攻撃は続いており、都市と地域社会を結ぶ物流を破壊しようとしている」と投稿し、防空体制の重要性を強調した。
一方、ウクライナでは前日、ロシアによるエネルギー施設への攻撃が一時停止された直後に大規模な停電が発生し、住民生活に影響が出た。当局は、厳しい寒さにより送電線に氷が付着し、自動的に電力が遮断された可能性があるとして詳しい原因を調べている。













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